ファーブルトンとはフランス語で”ブルターニュ地方のパン粥”という意味。
パンを使って作る、フランスの素朴なおやつ。
今回はドイツパンの宮崎さんならではの、
ライ麦パンで作る「ファーベルリーナ」も
あわせてご紹介していただきました。
ライ麦パンは水分が多いため配合が少し異なりますが、
作り方は一緒です。 おいしくて、とても簡単にできるので、
ぜひ一度お試しください。





ファーブルトン(8個分) ※型はマトファーのミラソを使用しています



グラニュー糖:50g
薄力粉:25g
全卵:1個
(全卵+牛乳で310gになるよう牛乳で調整)
サラダ油:2.5%
パン:80g

有塩バター

:適量


ファーベルリーナ(8個分) ※型はマトファーのミラソを使用しています

グラニュー糖:40g
薄力粉:25g
全卵:1個
牛乳:180g
(全卵+牛乳で250gになるよう牛乳で調整)
ライ麦パン:120g


焼成

170℃:50〜55分


準備

・プルーンの赤ワイン煮を前日に作っておく。
(鍋に砂糖、水、赤ワイン、レモンスライスを入れて火にかける。沸騰したら、ドライプルーンを加え、弱火にして5分位煮る)
・型の内側にたっぷりと有塩バターを塗っておく(ファーブルトンの名前にもなっているブルターニュ地方では有塩バターが使われます。それにちなんで、あえて有塩のバターを使用しています)




<作り方>


1.パンを5mm角くらいの小さいサイの目にカットする。

2.〈アパレイユを作る〉グラニュー糖、全卵、牛乳をボウルに入れて泡だて器で混ぜる。

3.薄力粉を入れたボウルに2.を加えて合わせる。このとき、最初に薄力粉に少量の2.を加えて混ぜ合わせてから、ゆるめるような感じで残りを加えるとダマができにくい。




4.カットしたパンを加え、30分くらいおく。


5.バターを塗った型に、プルーンの赤ワイン煮を入れ、その上に4.を盛る。




焼成

1. 170℃のオーブンで50〜55分間焼く。