今年7月に発行された「菓子工房ルスルスのタルト&キッシュ」。著者は新田あゆ子さん。東京、東麻布にお菓子教室と小さくてかわいらしいお菓子屋さんをひらいています。ルスルスのお菓子教室同様、この本のレシピは、はじめての人でも、上手にできるようにと、できるだけわかりやすく紹介されています。
そしてもうひとつ、ルスルスが伝えたいことは、
「つくるということの理由のひとつは、大切なヒトに食べてほしいという想いがあるから」ということ。
そんな優しさと温かさにつつまれたこの本のタルトとキッシュたち。
1ページ、ページをめくるたびに、心はドキドキ、わくわく。





まず始まりは、タルト&キッシュ作りの流れから。
基本の生地作りを理解したら、さぁ、早速、おいしそうなタルトやキッシュ作りを始めましょう。
途中に旬の果物と野菜の年表とか、型や道具の選び方のコラム部分をはさみながら、
タルトやキッシュの紹介は続きます。
さて、この続きは、あなたが自分の手で、この本のページをめくってみて!







1ページ目の扉を開くと、菓子工房ルスルスからのご挨拶が。お店を背に著者の新田あゆ子さんとあゆ子さんの大事な片腕、妹のまゆ子さんが並びます。さぁ、ここからお店に入ってみましょう!




基本の生地作りは、シュクレ生地とブリゼ生地の2種類





さつまいもと胡麻のクランブルタルトは、これからの季節にぴったり。やさしい甘さのさつまいもを使ったこのタルトは、きっとあなたの大切なヒトの心も、ほんのり暖かくしてくれることでしょう





かわいらしい見た目のあんずのミルリトンは、ちょっとした手土産にもオススメです。それぞれのページには、「ルスルス メモ」というポイントを教えてくれる箇所があり、それだけ拾い読みしても役にたちそう





押し麦リゾットのキッシュは、昆布茶でだしをきかせた、チーズを入れない和風キッシュ。桜の塩漬けがほんのりと香ります



さて、おしまいは、菓子工房ルスルスについて。
お菓子教室は、定期コースや単発教室、ナッペなどの技術教室があり、少人数制で丁寧に教えていただける教室です。この本を読んで、ルスルスのお菓子を学んでみたくなった方は、ぜひ次は、お菓子教室の扉をたたいてみませんか?
また、ルスルスでは毎週木曜、金曜、土曜日の3日間、お菓子の販売をしています。大切に作られたお菓子たちに出会いに、こちらもぜひ!






はじめてでもおいしい
菓子工房ルスルスのタルト&キッシュ

著者:新田あゆ子
定価:¥1,300+税
発行・販売:株式会社INFASパブリケーションズ