早い! 簡単! 気軽! が魅力のサンドイッチ。ちょっと小腹を満たしたい、ランチをさっと済ませたい・・・様々なシーンで活躍するサンドイッチは、お米大国ニッポンでも欠かせない存在です。でも、自分で手作りするとなると、いつもマンネリ・・・なんてことも多いはず。そんなとき、是非お勧めしたいのがこの「サンドイッチ日和」です。


Photo:杉田学



著者の枝元なほみさんは、気取らないけれどお洒落でおいしい料理が人気の料理研究家。実は“ごはんも好きだけどパンも大好き!”というパン通でもあります。そんな枝元さんがサンドイッチを作ったら―?!




コロッケサンドはコロッケも手作り。アツアツを
はふはふ言いながら食べる、これが最高!



イチゴの赤と生クリームの白。
コントラストがおしゃれなイチゴサンド




“気分のままに、パンも素材も好きなものを好きなだけ。”(本書より)


聞いてるだけでワクワクしそうな、とびきりのサンドイッチが集まりました!ユニークなのは37のシーンごとに59品のレシピを紹介しているところ。例えば、

お花見に持っていきたいから → 桜バゲット
ちょっとおしゃれに決めたいから → イチゴサンド
ハンバーグ用のひき肉があまったから → タコサンド
栗が出始めると迷わず買ってしまうから → フレンチトーストの栗サンド
ゴーヤーはパンに合うか実験してみたかったから → ゴーヤー・バーガー



タコライスならぬタコサンド。ケチャップ&ソースベースの
ミートソースをイングリッシュマフィンにサンド



栗を見るとつい買ってしまう人は、
フレンチトーストの栗サンドがお勧め!



ゴーヤー・バーガーはゴーヤー&スパム&卵
という、最強の組み合わせ



I ♥クレソン・ステーキサンドはクレソンが
好きだから生まれたメニュー




といった具合。その理由に「わかる、わかる!」とうなずいてしまうものから、「なるほど!」と驚かされるものまで。そう、シーンも様々なら、パンの種類も挟む具材も自由自在でいいんです。アイデア次第でいつものサンドイッチがとびきり楽しい一品に生まれ変わることを、枝元さんは教えてくれます。しかも、手軽な材料で簡単に出来るのも嬉しいかぎり。


根菜好きの枝元さんだから、ごぼうサンドは欠かせない?!



自分の好きなパンと好きな具材を使って、好きなときに作るサンドイッチ。
さて、今日のあなたはどんな気分―?





サンドイッチ日和

著者:枝元なほみ
発行所:タイトル株式会社
定価:¥1,700+税