先日「小学館」を定年退職された編集者の方から、こんな本をプレゼントしていただきました。初版が1993年ということなので、すでにこの本に出会った方もたくさんいると思いますが、この度2005年9月に第2版が刷られたそうです。爆発的ではないけれど、長くじんわりと私たちの心に染み込んでくる本、パナデリアもそんな存在になれればいいなぁと思ってしまいました。内容はタイトルからもわかるとおり、結婚する二人に送るお祝いの詩(うた)。新川和江さんをはじめ、谷川俊太郎さん、立原道造さん、なんとシェイクスピアからのメッセージも。お祝いの詩の中に込められた“結婚”への覚悟なども感じられるはず。あなたのまわりにいる、もうすぐ結婚するお二人へのプレゼントにいかがですか。


最後にカバーの帯に書いてある言葉をご紹介します。



この『祝婚のうた』が、
結ばれたばかりのお二人にも、
結婚を夢みるさらにお若い方々にも、
あまり押しつけがましくなく、
優しく吹く風であって欲しいと、
ねがっています。

編者 新川和江「あとがき」より




祝婚のうた

新川 和江編
小学館
本体2400円+税