東急東横線・学芸大学駅から徒歩3分・・・。
先ほどまでの喧騒がウソのように感じられる静かな通り沿いに、1軒のパティスリーがオープンしました。
フランスの街角でふと出会うようなシックな建物、金色で描かれた〈RUE DE PASSY〉の文字・・・。そう、昨年9月に移転リニューアルを果たした「リュー ド パッシー」です。

瀟洒なシャンデリアが印象的な店内。コンフィズリーがさらに充実しています


「フランス菓子の楽しみをもっと伝えられる菓子屋をやりたい」
そんな長島シェフの長年の想いがギュッと詰まった新リュー ド パッシー。以前より広くなった店内には、ショコラやキャラメルなどのコンフィズリー類がさらに充実し、ヴィエノワズリなども登場。ケーキ類は、人気の定番アイテムに加え、新しくリニューアルされたものなども登場しているので必見です。

今後はトレトゥール(惣菜)的なパンも作りたいと長島シェフ。色々な楽しみ方ができそうです

さらに、おすすめは奥のカフェスペース。オープンカフェのスタイルになっていて、明るい陽射しの中でケーキや飲物を楽しむことができるのが魅力です。メニューには、長島シェフおすすめのショコラショーやアルコール類もあるので、ちょっと帰りにヴァン・ショーとショコラ! なんていうこともできちゃいますよ。

1人でお茶を飲んでいく男性も多いそう。自分だけの素敵な時間が過ごせそうですね


学芸大学で新たな時を刻み始めた小さなフランス〈RUE DE PASSY〉。
美味しいスイーツと共に、素敵なひと時を過ごしてみてはいかがですか?
(2012.2) 







イズニー
¥462

驚くのは、そのフワフワとした軽く儚い食感。良質な乳がとれることで有名なノルマンディー地方の乳製品ブランド〈イズニー〉。その〈イズニー〉と日本の〈タカナシ乳業〉との共同開発で生まれたというフロマージュブランを使ったムースは、ミルキーな風味とヨーグルトを思わせるまろやかな酸味が特徴です。その優しい味わいを受け止めてくれるのは、やわらかなジェノワーズ。トップのシュトロイゼルは粉糖でコーティングされているので、ザクザク感をキープ。食感と適度な塩気がアクセントになり、やさしいだけじゃない、1本筋の通った美味しさが楽しめます!



ショコラ ヴァニーユ
¥462

色々なチョコレートケーキを生み出してきた長島シェフが、リクエストに応え、よりわかりやすいチョコレートケーキをと考えたのがこれ。ムースショコラの中にヴァニラクリームを閉じ込め、トップにクルミのキャラメリゼとクランブルを飾った、王道のチョコレートケーキです。
口に入れてまず感じるのはショコラとヴァニラの心地よい甘み。そのあとに、キャラメルの風味が訪れ、最後にショコラのほろ苦さが全体をスッと締めてくれます。所々に感じるクランブルの塩加減がいい!


オペラ ピスタッシュ
¥473

鮮やかなグリーンがショーケースでひときわ輝く、以前からの人気アイテム“オペラ ピスタッシュ”。緻密に重ねられた層に秘められた、ピスタチオやプラリネ、そしてキャラメルのコクと香りが重なり合い、深い旨みを作り出していきます。まったりとしたその味わいの心地よいアクセントになっているのが、プラリネのシャリシャリとした食感。しっとりキメの細かい生地は口どけが非常によく、味の濃さと食感の軽さがうまく共存しています。


モンブラン
¥473

これまでの和栗のモンブランに代わり、新しく登場したのはA.O.C認定のフランス・アルデッシュ地方の栗を使ったモンブラン。仏栗のクリームは味が濃く、まったりクリーミーな口当り。ところが、口の中でバターや生クリームの乳風味と重なり合うと、むしろ軽やかに感じられるから不思議です。土台の部分はヘーゼルナッツの甘く香ばしい香りが広がるシュクセ生地になっていて、風味がありながらも軽い食感。和栗とはひと味違う、仏栗の魅力を再認識させられる一品。


クレーム キャラメル
¥378

定番メニューのクレームキャラメルも一新。生クリームを加えることでより濃厚な味わいになりました。見た目はややハードな印象ですが、スプーンを入れると中はトロトロ!生クリームのコクとヴァニラの芳香、そしてしっかり火を入れたキャラメルのほろ苦さが非常に良いバランスです。
一新した割にはレトロな雰囲気・・と思いがちですが、実はそれこそが長島シェフの狙い。より本場フランスらしい、飾らないスタイルと骨太なおいしさが楽しめます。






リュード・パッシー
住所 東京都目黒区鷹番3-17-6
TEL03-5723-6307
営業時間10:00〜19:30
定休日水曜
アクセス 東急東横線 学芸大学駅 西口より徒歩4分




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