ブースやイベントと比べるとやや地味な存在ですが、重要な役割を担っているのがセミナー。店作りや商品開発といったビジネス面のサポートから、食育、素材についてなど、貴重な講演が行なわれています。

その中で、パナデリア主宰、三宅が司会進行役としてお手伝いすることになったのが、〈櫛澤電機製作所〉のセミナー。テーマは、“「社会貢献」 障害のある人の「パン・菓子甲子園」応援!”です。



「パン・菓子甲子園」とは、障害のある人たちがパンやお菓子作りで腕を競い合うコンテストのこと。櫛澤電機製作所の掛け声のもと、「リリエンベルグ」の横溝氏や「ルヴァン」の甲田氏、「パンステージ プロローグ」の山本氏などが協力して会を運営しており、パナデリアも陰ながらお手伝いしているのです。

セミナーでは、“もっと多くの人に「パン・菓子甲子園」を知ってもらおう”ということから、これまでのコンテスト参加者たちを紹介。皆さん、ちょっと恥ずかしそうにしながらも、パンを作ることの楽しさを伝えてくれました。






中でも、特に印象的だったのが、山梨県竜王「きららベーカリー」の樋口勲さん。大切なパンの先生、「パンステージ プロローグ」山本さんへの想いをつづった作文を読み上げました。

“大会に出場して、山本先生とパンの話をすることが大好きです”
・・・と、パンを作ること、それを認めてもらうことが、毎日の励みになっていることを、一生懸命伝えてくれました。



それを聞いた山本さんは、 “今日は逆に勇気をもらいました!”と思わず男泣き。見ている方も、胸が熱くなりました。

次の「パン・菓子甲子園」の決勝大会は、今年の11月に開催予定。皆さんも、機会があったら、ぜひご協力をお願いします!




「モバックショー」トップに戻る