厳しい残暑もようやくひと段落。心地よい夜風や、耳をすますと聞こえてくる虫の声に秋を感じ始めた9月上旬。迎える秋、そしてその先に訪れる冬が楽しくなるようなニュースが届きました。ユーハイムグループで恒例の秋冬新作ケーキコレクションです!ユーハイムといえば、5月に新ブランド「マイスターユーハイム」を立ち上げたのは記憶に新しいところ。これまでにはなかった進化型スイーツで、現在進行形のドイツを表現しています。今回は、この「マイスターユーハイム」に「ユーハイム・ディー・マイスター」「ペルティエ」と3ブランドが顔を揃え、より華やかなラインナップに。ひと足早い秋冬の味覚が披露されました。それでは早速甘美なスイーツの世界へ!





2007年コラボレーションケーキVol.14
〜Deutscher Wald ドイツの森〜


ドイツ人デザイナー、ペーター・シュミット氏のデザイン画をもとに、ユーハイムの製菓マイスター安藤明氏がケーキに仕上げるというコラボレーションケーキ。第14弾のテーマは、“ドイツの森”。ドイツ人は森が大好き。日々の暮らしに馴染んだ大切な場所なのです。例えば心ゆくまで散歩を楽しんだり物思いにふけったり。そして森といえば忘れてはならないのが、鳥やリス、うさぎやシカなどの住民たち。今回はそんな動物たちが登場し、まるで森の中を散策しているかのような楽しい気分にさせてくれます。でも、あまりの可愛さに食べてしまうのがもったいない?!
※販売期間:10月1日〜

くいしんぼうのリス ¥588

森の樹々が秋色に染まる頃、たくさん採れた木の実でお食事中のリス。ちょっぴり欠けたアーモンドにご注目!カリカリカリ・・・小さな音が聞こえてきそうです。マロンのムースとチョコレート生地の濃厚なケーキは、ブルーベリーソースで爽やかに。飾りのチョコレート板は鮮やかな樹々の葉の移ろいを表現しています。


しあわせな鳥 ¥567

緑の葉が生い茂る樹々の中から顔を覗かせる親鳥。どうやら巣の中にじっとこもって大切な卵を温めているようです。誰もが好きなバウムクーヘンを使ったケーキはユーハイムならでは!中には、卵の風味が優しいカスタードクリームとフレッシュフルーツが忍ばせてあります。前回大好評だったバウムクーヘンのケーキ「シュバインヒェン(こぶたちゃん)」同様に、こちらも人気者になること間違いなし!


雪見うさぎ ¥588

季節は冬。静寂に満ちた森の中に佇む1匹のうさぎが雪空を見上げています。巣から出てきていくつもの足跡を残しながら・・・。このケーキは、ふりつもる雪をイメージしてホワイトチョコレートのピストレをほどこした青リンゴのムースとキャラメルムースの2層仕立て。底のビスケット生地のざっくりとした食感も楽しめます。


森の赤い宝石 ¥567

バスケットの中身はなんだろう?それは、森の自然がはぐくんだたくさんの木の実やフルーツ。森の恵みに感謝を込めておいしい食卓を囲みます。カゴの部分はカボチャの生地とバタークリームの層。ほっこり甘みのある生地はこれからの季節にもぴったり。


シカの冬じたく ¥546

冬の到来を感じさせる落ち葉の絨毯。その中をサクサクとかきわけながら食べものを探している、シカの姿が目に留まります。落ち葉をイメージしたサクサク、の正体はクルスティアン。スウィートとミルク、2層のチョコレートムースとラズベリーソースに軽やかな食感をプラスします。




2007年クリスマス
〜Stylish & Modern 2007〜


マイスターシャトゥレ 〜マイスターの箱〜 ¥10,500

テーマは「宝石箱」。大人のためのクリスマスにふさわしいアントルメは、フランボワーズとシャンパンの2層のムース。シャンパンの華やかな香り、そしてフィヤンティーヌのサクサク感がポイントです。ピンクベルベットのクッションの上で輝く大きな宝石はチョコレートで表現。大切なあの人との間に、今年はどんな愛の物語が繰り広げられるのでしょう?



※その他のクリスマスケーキについてはウェブサイトをご参照ください(11月以降に掲載予定)
http://www.juchheim.co.jp/






シグネチャークーヘン
〜Deutscher Herbst ドイツの秋〜


マイスターユーハイムの新しいケーキのジャンルは「シグネチャー(署名)」。ドイツ人コンディトアマイスター(菓子職人親方)、ベルント・ジーフェルト氏とベルリンの星付き有名レストラン「レストラン・ファウ」のオーナーシェフ、コルヤ・クレーベルク氏、そしてハンブルグのデザイン集団、ペーター・シュミット・グループという豪華な顔ぶれで披露されるケーキが見ものです。「ドイツの秋」というテーマで作られた今回のケーキは、日本ではあまり馴染みのないサンドン(モンゴルグミ)やクヴィッテン(マルメロ)などの素材を使用。新鮮な味わいにきっと驚きを覚えるに違いありません。新しく生まれ変わったドイツの定番ケーキに興味津々です!





フリーゼントルテ ¥567

サンドン(モンゴルグミ)ってご存知ですか?ビタミンCたっぷりのこのフルーツは、そのままではとても口にできないくらい酸っぱいもの。でも、サンドンとブラッドオレンジのムースをバニラ風味のクリームと合わせて食べると、清々しい味わいになるから不思議。間に薄く忍ばせたプルーンのジャムも効いています。これらのムース、クリーム、ジャム、そしてアーモンド生地をざっくりと焼き上げたパイ生地で挟み、個性的で“体のためになるからおいしい”ケーキが出来上がりました。


クヴィッテンミッヒェル ¥609

秋の味覚クヴィッテン(マルメロ)は、花梨や梨に似たフルーツ。このケーキはクヴィッテンムースにパンプディング生地といたってシンプルな構成。でも、ムース部分にはローズウォーターとオレンジを隠し味的に使っていたり、プディング生地にはレモンの皮やシナモン、バニラで風味付けしたりと香り良く仕上げてあります。クヴィッテンのシャキシャキとした食感も新鮮です!



※その他のケーキについてはウェブサイトをご参照ください
http://www.juchheim.co.jp/






2007Automne Chef-d'oeuvre


1960〜70年代、ヌーヴォーガトーの中心人物としてパリのお菓子に新風を巻き込んだルシアン・ペルティエ氏。そのペルティエのエスプリを引継ぎ、新しいクリエーションを吹き込む味覚ディレクター、フィリップ・コンティシーニ氏。2人それぞれのテイストが味わえるというスペシャル企画が、今秋お目見えします。その名も、シェ・ドゥーヴル。ペルティエ氏の代表作「カンブリッジ」「プランセス」「シャルロット・オ・マロン」の3種のケーキが復活するのでファンには嬉しい限り。更に、それらをコンティシーニ氏が表現するといったいどうなるのか?これはもう、両方試して見るしかない?!ただし、発売期間が短いのでくれぐれも気をつけて!





ルシアン・ペルティエ ¥1,260

発売期間 2007.10.01〜10.15(予定)
ペルティエのスペシャリテといえば、バタークリームとヌガーを挟んだアーモンドのメレンゲ「プランセス」。そして丸ごとイタリアンマロンを忍ばせたマロンのムース「シャルロット・オ・マロンに、バタークリームとイタリアンメレンゲを合わせたクリームをジェノワーズで挟んだフランス版ショートケーキ「カンブリッジ」。これら3種のケーキがミニサイズになって登場。ムースやメレンゲを多用することで軽い味覚・食感を生み出した当時の新鮮な手法を懐かしんでみては?




フィリップ・コンティシーニ ¥1,260

発売期間 2007.10.16〜10.31(予定)
バラの香りのガナッシュをサンドしたアーモンド入りメレンゲ「ローズノワール」。センターに赤ワイン、シナモン、オレンジピールを加えたグリオットソースが隠されたマロンのムース「シャルロット・オ・マロン」。ピスタチオのジェノワーズにカスタード、バター、イタリアンメレンゲを合わせたクリームを挟んだ「フレジェ」。時代に合わせたシャープなフォルムと軽めの食感を楽しみたいケーキです。




2007Joyeux Noel 




メモワール・ド・ペルティエ ¥12,600

バラをあしらった純白のベースはラズベリー入りのレアチーズムース。その上には深紅の 王冠!中はホワイトとミルクのチョコレートムース。スイートチョコレートムースとチョコレートスポンジを重ねたものに真っ赤なピストレ、という華やかな演出が目を引きます。いつものクリスマスカラーもぐっと大人らしく変身!クリスマスパーティーを優雅に彩ります。



※その他のクリスマスケーキについてはウェブサイトをご参照ください(11月以降に掲載予定)
http://www.juchheim.co.jp/