街がクリスマスカラーに染まるこの時期、菓子業界は既にバレンタインに向けて動き出しています。12月14日、アンリ・シャルパンティエの2005年バレンタイン新商品発表会が行われました。場所は、斬新な色使いで別世界を思わせる、銀座本店のサロン・ド・テ。「大人の社交場」という言葉が似合う、雰囲気のある空間です。立食スタイルで行われた今回、サーブされたドリンクはシャンパーニュ。フルートグラスを片手にチョコレートを口にする場面は、より一層女性を美しく見せるもの。バレンタインの際のチョコレートというのは、ロマンティックなシーン演出する大切な小道具なのかもしれません。





2005年のバレンタインに登場するのは、クリストフ・フェルデール氏とのコラボレーションによる3品と、アンリ・シャルパンティエのオリジナルが11品の計14品。見た目が美しいのはもちろんのこと、外見はシンプルながら内側に仕掛けのあるものなど、どれもアンリ・シャルパンティエらしさがうかがえる商品です。
年に3回ほど行われているという、今回のような発表会。毎回テーマのもとに趣向をこらし、商品だけでなく、それを取り巻く環境までプロデュースするところがアンリ・シャルパンティエの素晴らしいところ。来春には芦屋に大きな厨房を併設した新しいグランメゾンがオープンされることもあり、更なる発展が期待できそうです。






〜 エリクシール・ダムール -愛の媚薬- 〜

\2,100


フェルデール氏自身がフリーハンドで書いたものをもとに作った、ハート型のチョコレートが印象的なチョコレートケーキ。滑らかなムースショコラの中に、さくさくとしたメレンゲとクレーム・フランボワーズが忍ばせてあります。



〜 カシュ・カシュ・マカロン 〜
(6コ入り(カフェ・パッションフルーツ・ジャスミン・フランボワーズ・オレンジ・ココナッツ) \1,575 ほか2・4コ入りあり)


一見ボンボンショコラかと思って食べると、中にはなめらかなガナッシュとサクッとしたマカロンが。フランス語でカシュ・カシュは、かくれんぼの意味です。








〜 紅玉りんごの焼きたてアップルパイ 〜
(\2,100)


青森県三戸郡で採れた紅玉を使い、フェルデール氏のレシピで作った特別なアップルパイ。接木のされていない純血の原木から収穫された紅玉りんごは、火を入れても香りをしっかり残して、透き通るように仕上がっています。厨房併設の店舗でのみ販売されるため、焼きたてのサクサク感も格別。期間限定の冬の恵み、ぜひお早めに。

*発売期間:2004年12月1日〜2月末(りんごが無くなり次第終了)
*銀座本店、日本橋高島屋店、芦屋本店では、サロン・ド・テでも提供しています。(1皿\683)