洋菓子、和菓子、パンにお惣菜・・・。
ありとあらゆる「食」に溢れたデパートの地下は、いつ訪れても魅惑的な場所。
ふらっと立ち寄ったデパ地下でケーキを見ていたら、なんだか元気になっちゃった!なんて経験、皆さんにもきっとあると思います。
そんなデパ地下の中でも、「ジャン=ポール・エヴァン」や「ピエール・エルメ・パリ」、「アンリ・ルルー」など、スイーツ好きには垂涎もののラインナップが魅力の伊勢丹新宿店。
この度、フードフロア リニューアルオープンの2周年を記念して行なわれたイベントには、新商品も続々!ということで、パナデリアもお邪魔してきました。





「わぁ、小さなキウイ!」
と思ったら、なんと本物そっくりの飴。世界のおいしさをセレクトした「プラドエピスリー」のコーナーでは、スペインのキャンディショップ「パパブブレ」のキュートなアメが出迎えてくれました。



直径1cmほどの飴にこまかい模様が。特に、キウイと
パッションフルーツはリアルです ( ※ 6/23迄の期間限定販売。現在は取扱いなし)




もうひとつ「プラドエピスリー」のコーナーで注目したいのが、「ホレンディッシュ・カカオ・シュトゥーベ」のバウムクーヘン。オープンは9月中旬とまだ先ですが、ドイツ・ハノーファで約100年の伝統を誇るコンディトライ&カフェの日本初出店だけに今から楽しみです!



国立ドイツ菓子協会の定義に基づいた、本物の味わい
だそうですが、今回は残念ながら箱だけ・・・。
9月のオープンが待ち遠しい!




続いては、「カフェ エ シュクレ」のコーナーへ。
さっそく、この日のために来日していた、ピエール・エルメ氏とジャン=ポール・エヴァン氏を発見しました。う〜ん、いつ見ても豪華な顔ぶれです。



ジャン=ポール・エヴァン氏



チェロ奏者も登場。美しい音色が響きます



ウェルカムドリンクならぬ、ウェルカムショコラで出迎えてくれたのは、「ジャン=ポール・エヴァン」。



夢のようなショコラケース!さて、どれから食べようかな・・・



今年のラインナップについて伺ってみると・・・
「新しく焼菓子をラインナップに加えました。元々は、日本向けに開発したものなのですが、今ではパリの店にも並べるように。とても人気があるんですよ」
とエヴァン氏。



焼菓子は4種類。リッチな生地は、ちょっと贅沢な味わいです



“マドレーヌショコラ”や、プルーンやイチジクを入れたフィナンシェなど、定番の焼菓子にもエヴァンらしさが光ります。



ちょっと小さめのタブレットは日本人にぴったり。
ちょっとした、プレゼントにも




お隣の「ピエール・エルメ・パリ」では、何やら不思議なオブジェのようなものが・・・。
これは、伊勢丹限定で発売されている“エグジュベラント”の構成をあらわしたもの。実はこの“エグジュベラント”は、中にアーモンド、カラメル、とうもろこしのサブレなど、様々な食感をもつパーツが入っていて、チョコでありながらケーキのような感覚で楽しめるというものなのです。



“エグジュベラント”の長さは約24cm。
6月23日までの限定販売です(8,400円)




ピエール・エルメ氏と右腕のリシャール・ルデュ氏



店内には、6月27日から発売になる“マカロン アンヴィ”も。“アンヴィ”は、スミレとカシスというなんともロマンティックな味を合わせたもの。中には、たっぷりのクリームに加えて、いく粒かのカシスの実も。バイオレットのうっとりするような香りのあとに、カシスの甘酸っぱさが広がります。



淡いベージュと鮮やかなパープルという
甘美な色合いも乙女心をくすぐります




「セバスチャン・ブイエ」の新商品は“マカリアンス”。マカロンとアリアンス(融合)をもじった新作マカロンは、ピスターシュ×グリオット、ヌガー×アプリコットのように2種類の味を楽しめます



色使いが華やかな「サダハル アオキ」。フォークを使わずに食べられる“ミルフォイユ”のカジュアル版、“ピクニック”も店頭に並びました



そして、伊勢丹でしか味わえないスイーツといえば、「アンリ・ルルー」。



「アンリ・ルルー」の会場は大賑わい



塩キャラメルブームを巻き起こした“C.B.S(キャラメル・ブール・サレ)”はもちろんですが、今年の注目はグラスとソルベ。キリリと冷えた、濃厚なキャラメルの味わいは、また別のおいしさで、これからの季節にもピッタリです。ちなみに味は3種類あり、「ソルベ ディアブル・ローズ」は、かつてルルー本店で出されていたメニューの復刻版とのこと。華やかなローズにパッションの酸味を合わせた清々しい味わいです。



“グラス C.B.S”、“ソルベ ショコラ”、“ソルベ ディアブル・ローズ”の3種類 各578円(90ml)。 5月より発売されています!



ふと見ると、女性の人だかりが。キリッと力強いフランス勢に対し、繊細で可憐なオーラを放っていたのが「ロリオリ365 by anniversary」です。



2009年6月1日に2周年を迎えた「ロリオリ365
by anniversary」。キュートなスイーツは、思わず
プレゼントする相手を探してしまいそう!




今回の注目は、まるでポップキャンディのようなバウムクーヘン「Booバーム」!



Booバーム 1本\367(GIFT BOXは6本入り \2,301)



シェフの本橋さんにさっそく伺ってみると、
「ただ棒にさしてあるだけのように見えますが、実はバウムが落ちないようにひと工夫しているんです。生地を軽く仕上げ、棒には接着剤代わりにチョコレートをつけているんですよ」
とのこと。専用ボックスもあり、ちょっとしたプレゼントにもぴったりです。

そして、もうひとつ。「アニバーサリー」らしい新作がこれ。「ジューンブライド」をテーマにした「リトルウェディング」です。



リトルウェディング \630。ウェディングとは関係が
ない人でも、きっと欲しくなってしまうはず!




「サブレ生地を重ねているんですよ。もちろん、食べられます」
と、本橋さんの右腕として「アニバーサリー」を支える清水さん。
小さな花やアラザンで飾ったウェディングケーキは、思わずため息が出てしまうほどの可愛らしさ。ウェディングの引菓子としてはもちろんですが、眺めているだけでも幸せな気分が味わえます。



イベントやプレゼントにしたら盛り上がりそうなアンデルセンの
“カイヤマン(\2,625)”。左は、アンデルセンが手がける有機
パンブランド「グリーンブレッド」のミニフォカッチャ




「キッチン ステージ」のレシピ本創刊を記念して、応援に
駆けつけたウド鈴木さん。山形県庄内のイタリアン
「アル・ケッチァーノ」の奥田シェフの料理をパクリ!




「食品フロア リフレッシュ オープン 2nd アニバーサリー」のテーマは、「知るって、楽しい。だから、美味しい」。
今回はまさにそのことを体感できる、イベントとなりました。

パーティではスイーツをメインにご紹介しましたが、ほかにもまだまだおいしいものがたくさん!
普段は決まったお店に直行、という人も、時間をかけてゆっくり楽しんでみたら、きっと幸せな発見が待っているはず・・・。さあ、今日の帰り道、さっそく立ち寄ってみてはいかがですか?












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