「モンディアル・デュ・パン」って何?


名称:モンディアル・デュ・パン/Mondial du Pain
開催地:シラ国際外食産業見本市(フランス・リヨン)
課題:「世界のパン部門」、「デニッシュペストリー部門」、「サンドイッチ部門」、「芸術的作品」
ルール:コンクール前日に1時間、コンクール当日に8時間30分の準備時間が与えられ、その時間内に上記4種類の作品を作成する。
メモ:2007年からスタートした比較的新しい大会。3回目となる次回は2011年1月に開催される。
参加国:12カ国(予定)
チームの構成:各国代表は下記のチームメンバーにより構成される。
1. 世界大会開催時点(今回は2011年1月24日)で18歳以上で、代表国出身であり、5年以上の経験があるパン職人
2. 世界大会開催時点で22歳以下のアシスタント

<世界のパン>部門
・日常パン…小麦粉5kgを使い、バゲット10本、パン5個、残り生地で3種類の形のパンを作る
・出身国のお国柄パン…小麦粉3kgを使い、参加者の出身国を代表するような伝統的なパンを作る
・栄養と健康パン…ビタミン・ミネラルなどを補給できるよう、穀草類及び穀粒を使ったパン。塩分は最大18g(小麦1kg当り)とし、天然のパン種を使用する。小麦粉5kgで3種類の形を作る。


<サンドイッチ>部門
・栄養面でバランスのとれたサンドイッチ(冷製、200〜250g)を10個作る。使用するパンは作ったパンの中から選ぶ。


<菓子パン>部門
・折込み発酵生地…小麦粉1kgを使い、クロワッサン12個、高級パン2種(1種はチョコレートを使用)を作る
・発酵生地…小麦粉1kgを使い、高級パン2種(1種はチョコレートを使用)を作る
※高級パンとは形状において芸術性を、詰め物において美味を追求した製品のこと。


<芸術作品>部門
・出身国のお国柄を出せるようなテーマを選び、競技場内に台座を制作する。(残りの部分は予め制作、持込み可)
※規定寸法(長さ:最大60cm、幅:最大60cm、高さ:80〜100cm)