「東京駅」といえば、誰もが認める東京のシンボル。
その顔として長い間親しまれてきた大丸東京店が、装いも新たに生まれ変わりました。
コンセプトは、「TOKYO・オトナ・ライフスタイル百貨店」。
なんでも、スイーツをはじめとする、「食」には特に力を入れているとか・・・。
新丸ビル、マロニエゲートにグランスタ・・・と、オープンラッシュに沸く東京中央エリア。
大丸東京店から、おいしい情報をお届けします!(2007.12)



百貨店の1Fといえば化粧品やジュエリーのブースが並ぶのが一般的ですが、女性を惹きつけることにかけては負けていないのがスイーツ。なんと大丸東京店の1Fフロアは、和洋スイーツで埋め尽くされているのです!
東京駅JR側に面した正面玄関を飾るのは、すでに密かな話題となっている「レ・ミニャルディーズ」と、パリの名店「ボワシエ」。その後ろには、「ロリオリ365byアニバーサリー」や「ピエール・エルメ・パリ」・・・と、合計51ブランドが並びます。


◆レ・ミニャルディーズ


「レ・ミニャルディーズ」は、某有名シェフが大丸出店にあたり、コンセプトからラインナップ、ブースのデザインまで、とにかくすべてをトータルで手がけたという、ちょっとミステリアスなお店。 まず注目してほしいのが、円筒形のディスプレイ。店名「Les Mignardises=小さなお菓子たち」のイメージそのままの、小さな小さなマカロンが飾られています。

マカロン


いかにも「TOKYO」らしさを感じるラグジュアリーな店構えですが、それだけではありません。「レ・ミニャルディーズ」のコンセプトは、限りなくオーガニックに近い素材を使うこと。鮮やかな色が定番のマカロンにも天然素材を使うほか、オーガニックシュガーや、オーガニックのチョコレート「KAOKA」などを使用するというこだわりが。余計なものを省いたシンプルさの中に、クオリティの高い味わいがギュッと凝縮した、本当の意味でのオトナの味わいが並んでいます。

ガトーはヴァニラ、プラリネ、ショコラローズの3種類 (写真はハーフサイズ)。洗練された真っ白な箱は、大切な方へのプレゼントにも

ショーケースの中で、こんなかわいらしいワンちゃんたちが待ってます!





◆ボワシエ&サロン・ド・テ


颯爽としたブルーがイメージカラーのボワシエは、1827年創業の老舗ショコラトリー。創始者のベリセール・ボワシエ氏は、あのマロングラッセを考案した菓子職人としても知られています。
現在のボワシエのオーナーは、あのサロン・ド・ショコラ(パリ)の創始者でもあるシルヴィ・ドゥース氏とフランソワ・ジャンテ氏。180年という伝統の良さを守りながら、現代的な新しい感性を取り入れたお菓子が並びます。
中でも、一番有名なのは「ペタル」という、花びらのような薄くて繊細なショコラ。ピンクやグリーンといった淡い色合いと、口の中で儚く溶ける食感に包まれます。そして「ボワシエ」のもうひとつの魅力が、クラシックなデザインの缶などのパッケージ。古き良きパリのエスプリに包まれて、優雅な気持ちに浸れそうです。


花びらのようなペタルアソートは食べてしまうのがもったいないほど!


さらに、海外第1号店となるサロン・ド・テも3Fにオープン。美しい「ボワシエ」ブルーと白で統一した優雅な空間では、ケーキやショコラショーのほか、軽食もいただくことができます。お買い物で疲れたときはもちろんですが、ちょっとしたランチにもぴったりな優雅な空間です。





◆ロリオリ365byアニバーサリー


フランス語の“La”に四季折々を意味する“OLIOLI”を合わせたロリオリ。その名の通り、まるでお花畑のように華やかなケーキが並んでいます。“毎日 365日が記念日”というコンセプトのもと、アニ−バーサリー本橋雅人シェフが得意のデコレーションで幸せな気持ちを表現したケーキが並びます。
一見カップケーキのようですが、カップの中に入っているのは生クリームやムースなどを使ったケーキ。カロリー少なめや、アレルギーなどにも配慮したラインナップになっています。






◆和楽紅屋


ご存知、辻口博啓氏が手がける「和楽紅屋」は、和と洋をほどよくブレンドした和スイーツのお店。新しいけど、懐かしい・・・そんなところが、いまどきの東京らしいのかもしれません。
看板商品の「和楽(わらすく)」はもちろん、大丸東京店限定の「TOKYOかすてらロール」と「アンフロマージュスフレ」は、お土産にもぴったりです。


しっとりフワッとしたスフレには、つぶ餡とクリームチーズが。生地の軽さと、洋と和の織りなすコクが病み付きになりそう。
アンフロマージュスフレ\1,575(10個入り)


はちみつ、卵たっぷりのかすてら生地はふわふわ!食感の秘密は米粉(リファリーヌ)とのこと。お土産にもぴったり!
TOKYOかすてらロール\1,050






◆ピエール・エルメ・パリ


「ピエール・エルメ・パリ」も出店しています。手土産にマカロンはいかが?





◆カメレオン


B1Fの食品フロアには、麻布十番のイタリアン「カメレオン」も。リゾットやニョッキなどがテイクアウトできるので、自宅での洒落たディナーにもぴったり





◆都路里


京都・祇園の名店「祇園辻利」。パナデリア会員としては、「茶寮 都路里」といった方がピンと来るかもしれません。東京汐留に東京初出店した際は長い行列を作って話題になりましたが、今回はよりスペースも広く、客席数も多くなっています。ただ、抹茶ソフトは残念ながら販売していませんので、ご注意ください。

大丸東京店限定の古都パフェ\1400(税込み)

甘いものも良いけれど、本店「祇園辻利」のお抹茶もぜひ!