「アイスクリームシティ」、「スイーツフォレスト 」、「東京シュークリーム畑」・・・と「食」と「遊」を融合した数々のテーマパークで知られるナムコ「チームナンジャ」が、新たに日本初のパンのテーマパークをオープンしました!テーマはただのパンでありません、その名も「ときめきパン」!主食としての「パン」の領域を超えた、「ハレ食」としてのパンが今回の主役なのだそうです。北は北海道から南は長崎まで、「あ、これ食べてみたかった!」という話題のパンを一堂に集め、あれこれ気軽に楽しめる場所になっています。
パナデリアでは2月24日のオープンに先駆けて、一足早く行ってきました!その様子をご報告します!



場所は千葉県船橋市にある「ららぽーと」の中。ららぽーと初体験のパナデリア一同は、まずその広さに右往左往。延床面積255,000u、駐車場台数8000台という施設内には、540店舗ものテナントが入り、「イーストにあります」と聞いていたものの、中々それらしい場所にたどり着けません。「イーストってパンに使う"イースト"!?」なんてオヤジギャクを言ってる場合ではありませんでした(笑)。





やっとたどり着いた東京パンストリート。入り口で手を振っているかわいいハンバーガー君の姿に、カメラマンが集まっていました。名前は「佐世保バーガーボーイ」、アンパンマンでお馴染みのやなせ たかしさんが生んだ佐世保バーガーのイメージキャラクターだそう。アメリカ海軍から伝わったと言う佐世保バーガーの歴史を思わせる白いセーラー服にコック帽が爽やか!

いよいよ中へ!グリーンヴァージョンのスイーツフォレストを思わせる、薄暗い森のような空間を歩いていくと、次々にパン屋さんが現われます。出店しているパン屋さんは、以下の8店舗。あげパンや、佐世保バーガー、そしてカスクルートなど、パンに遊び心を加えた話題性のあるラインナップです。




● 北海道 パン工房 どりーむ

釧路で人気のメロンパン屋さん。北のメロンパンのほか、チーズやジャガイモなどの北海道素材を使用したメロンパンもあるそうです。メロンパンの大きさにびっくり!




● 埼玉 デイジイ


倉田博和シェフ
「クロワッサン生地を使ったパンが中心です。本店とは生地を少し変えているんです、東京パンストリートだけのデニッシュも並べているんですよ」


パナデリアでもお世話になっており、実はパナデリア会員でもある倉田シェフ。ショーケースにはクロワッサンやクロワッサンB.Cはもちろん、彩りの美しいフルーツのデニッシュが並んでいます。期間限定での出店なのでお早めに!



● 白金 ブーランジェリー アトリエ ド リーブ



パティスリーとして知られるアトリエ ド リーブが、パン専門店として登場。パティスリーの感覚をいかしたスイーツパンが並びます。



● 京都 ブーランジェリー ルーク

ドンクで修業後、アメリカでパンを学んだ経験もあるという戸口温善シェフ。目指すのはフランスの伝統的なパン製法と京都らしい和素材を活かした創作パン。



● 京都 パンの耳

人気アニメ「焼立て!!ジャぱん」の取材協力など、ベーカリーコンサルタントとしても活躍中の内村浩一シェフ。おもち入りあげあんぱんなど、新発想の揚げたてパンが食べられます。



● 奈良 パン工房 麦の花
オリジナルサンドイッチの店として出店するのが奥野暢一郎シェフ。フーガスやカンパーニュなどから選ぶパン、フィリング、そしてソースを選んでオリジナルのサンドイッチが完成します。




● 大阪 パン工房 青い麦


「今回のために考えた米粉のパン、食べてみてください。実は新幹線の移動中に考えたんですよ。米粉だと、小麦粉と違って発酵が1時間と短くてすむ。どうですか、おいしいでしょ?」と次々にパンをすすめてくださった福盛シェフ。


右が福盛シェフ、真中の女性が渡邊政子さん
東京パンストリートの企画協力に携わった「パンの会」渡邊政子さんとは十数年来の親しい間柄とのこと、実は米粉のパンは苦手という渡邊さんも「これは食感がいい」とお気に入りの様子でした。



● 長崎 佐世保バーガー ビッグマン




この日、行列ができていたのが「佐世保バーガー ビッグマン」。日本のハンバーガー発祥の地として知られる佐世保の老舗店。なんとベーコンエッグバーガーの発祥の店なんだそうですよ。



おみやげに頂いたサセボちゃんストラップ
高さ約10cmというベーコンエッグバーガーはボリュームたっぷですが、以外に味はしつこくないのが印象的でした。他にステーキバーガー、海老チリバーガーもあります。





今回は座席数が多いところもポイント。パンや飲物を購入して、ゆっくり楽しむこともできそうです。また、「焼立て・できたて」のコンセプトの下、各店に厨房が装備され、焼立てパンが食べられるのも特徴の1つです。


北欧の小さな村のお祭りの日というのがこの空間の設定。なんでも、パンを食べ、心をときめかせた人だけにパパパ族のルヴァンという小人が見えるのだとか。
心ときめくパンを見つけて、ルヴァンに出会えるといいですね。





東京パン屋ストリート
住所:千葉県船橋市浜町2-1-1 TOKYO-BAYららぽーと「ららぽーとイースト」"what!"1階
TEL:047-433-9800
営業時間:10:00〜20:00
入場無料
http://www.lalaport.net