11月7日、「ラ・テール」が、三宿の本店からちょっぴり離れた世田谷公園前に、新店舗をオープンしました。通りで目を惹く、黒のファサードにゴールドのロゴ。いままでのナチュラルなイメージとは一新し、フランスの街角のブーランジェを思わせるようなシックな外観がとてもオシャレです。ブーランジェリーとパティスリーを複合し、カフェも併設。ビオワインやコンフィチュール、ハチミツなど厳選されたエピスリーも揃い、ギフトだけでなく普段使いにも良さそう。

店内はガラス張りの天井から自然光が入り、開放的な空間を演出

パティスリーには出来たてのケーキや、コンベルサシオン、マドレーヌなどの焼き菓子も揃います



新店「アルティザン・テラ」のテーマは、“「ラ・テール」の「次」への第一歩”。大森由紀子先生とのコラボレーションで毎月1品のフランス菓子が発表されるなど、毎回お店に行くのが楽しみになりそうな企画も充実。
“アルティザン”の店名の通り、職人のこだわりが詰まったパンは、ビオロジックのパンや国産小麦のクロワッサン、無農薬・減農薬の新鮮野菜で出来たサンドイッチなど、“国産、オーガニック”をさらに進化させたパンが並びます。
「地ビールの酵母」や「濃厚な風味の・・・」など、こだわりのネーミングも魅力。味わいを想像しながらのお買い物も、愉しいもの。焼きたてのパンとワイン、デザートを持って、近所の世田谷公園へピクニックなんていうのもよさそう!日常をもっとおいしく、もっと愉しく・・・晴れた日にはアルティザン・テラへ行ってみてはいかがですか?(2008.11)



パン・ド・ミ  
\357

香り、味わい共に、まさに粉が主役のパン・ド・ミ。九州の東農場産無農薬小麦「ミナミノカオリ」と「チクゴイズミ全粒粉」を使用。クラストの心地よい塩気がクラムの柔らかな甘みを引きたてます。ゆっくりと噛むごとに立ち上がる濃厚な味わいの一方、口どけ滑らかでソフトな食感の“食べやすさ”がリピートに繋がりそう。

濃厚な全粒粉と和栗のパン
¥1,260(ハーフサイズ¥630もあり)

全粒粉60%を使用し、自家製のサワー種とルヴァン種でじっくり発酵させたパン。酸味と蜂蜜のような甘さがミックスした濃厚な香りが印象的。カリッとお煎餅のような香ばしいクラストの中は、しっとりと瑞々しいクラム。生地の力強い酸味と和栗のほっくりとした甘みが混ざり合い、コックリと深みのある味わいに仕上がっています。
色違いカレーのライ麦パンを双子で
¥336

グリッシーニのような背高のっぽのパンが仲良くセットになった、双子スタイルがなんともユニーク。ビオロジック・カンパーニュの生地をベースにした、噛み応えのあるパン生地には、それぞれイエローカレー、グリーンカレーが巻き込んであります。スパイシーな本格カレーの辛さに、グルノーブル産のくるみやイチジク、蜂蜜がまろやかさを添えています。
小豆島新オリーブの地ビールのパン
¥399

まあるいパンがブレスレットのように数珠繋ぎになった、キュートなフォルム。地ビール“よなよなエール”を使用した生地には、丸ごとの新オリーブがかくれんぼ。フルーティーなオリーブの味わいと、ほんのりビールが香るあっさり味の生地がマッチ。ビールのパンなのに、なんだかワインが欲しくなってしまいそう。
ガトーバスク(グリエット)
¥210

大森由紀子先生監修の「フランス地方菓子シリーズ」第一弾。外側はザックリと焼きこまれ、卵のコクとバターの豊かな香りが広がります。中は、ふっくらしっとりとした優しい味わいのアーモンドクリームとグリオットチェリー。手作り感のある温かみと、素朴な味わいにほっとします。




アルティザン・テラ
住所 東京都世田谷区下馬2-44-11
Tel03-5787-8850
営業時間10:00〜20:00
休日なし
アクセス 東急田園都市線池尻大橋駅より徒歩12分
地図



※このページの情報は掲載当時のものです。現時点の情報とは異なる可能性がございますのでご了承ください。