青葉台の駅から程近い、坂の途中にある小さなパン屋さん、「ベーカリー クマ」に伺いました。 かわいらしい店名のイメージをいい意味で裏切ってくれるのは、シックで洒落た店構え。店内は、3人も入ればいっぱいなってしまうほどですが、対面式スタイルということもあってか、むしろ居心地の良さを感じるほど。パンに囲まれているようで、なんだか幸せな気分になってしまいます。 “クマ”ことシェフの大熊健さんが作るのは、食パン系やバゲットなど基本的な食事パンに加え、前日から仕込むドイツパンや、ゆっくり発酵時間を取って焼き上げるリュスティックなども。なかでもランチやおやつにピッタリな、惣菜パンやお菓子パンのラインナップが充実しています。 普段使いのおいしさが気軽に楽しめる「ベーカリー クマ」。近くに住んでいたら、きっと活躍してくれること間違いなしの一軒です。 (2010.06)

	バゲット ￥240 ちょっと太めのバゲットは、クラストに引きがあり、どこかお煎餅を思わせる香りがフワリ。一方、中のクラムは水分が多くモチッとやわらかな食感です。全粒粉が5％入っていますが、印象としては非常にシンプル。塩気がしっかりとしています。
	ドイツパン ミッシュブロート ￥300 ゆっくりと時間をかけて焼き上げるドイツパンは、シンプルな“ミッシュブロート”のほかに、シリアルやゴマがトッピングされたタイプも。小麦とライ麦が50％ずつの配合ですが、軽くて口どけがいいので、ドイツパン初心者にもおすすめです。酸味と塩気もしっかり。
	角食 ￥240 フワッと広がるのは、どこか懐かしさを感じる甘い香り。キメ細かい生地はふんわりとやわらかな食感です。ほのかな甘みはありますが、それ以外に余計な味がしないのが特徴。リッチな味わいが好みという方には、バターロールに似た味わいの山食「バターブレッド」がおすすめ。気分に応じて食べ分けてみて。
	クロワッサン ￥150 ちょっと小ぶりのクロワッサン。写真ではわかりにくいと思いますが、全粒粉が10％も入っていています。外側の部分はバリバリとした固めの食感。力強いバターのコクとほのかな甘さが広がります。
	パン・オ・レ ￥150 練り込みに使う水分は牛乳だけ。そのため、とても甘くミルキーな味わいです。しっとりやわらかな食感なので、まだ体がシャキッと目覚めていない朝食にもぴったり。素朴でやさしい、手作り感溢れる一品です。

ベーカリー クマ
住所	神奈川県横浜市青葉区つつじが丘10-21
Tel	045-985-7933
営業時間	8：00〜19：00
定休日	火曜、第1・3月曜
アクセス	青葉台駅より徒歩約5分
ブログ	http://ameblo.jp/manapankumapan/

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