国分寺で人気の「ラ・ブランジュリ キィニョン」の2号店として、2006年にオープンしたのが、ここ、「ラ・ブランジュリ カロン」。国分寺にある小さなお店、キィニョンのシェフとしてスタートした神林慎吾シェフも、今では国分寺と立川の駅ビルにキィニョンを、そして八王子に2号店のカロンをと、次々と活動の場を広げています。とはいえ、“ゆっくり時間をかけていいパンを”というシェフの想いはそのまま・・・というより更に強まっているようす。「お勧めは、氷点下の温度でじっくり熟成させた氷温熟成製法のパン。それから最近は、農家の方にお願いして、神奈川県藤野市でオリジナルの小麦を作ってもらっているんですよ。これを入れたパンは、香りも風味も最高です!」カロンの厨房で小麦と向き合い、手間隙かけてよりおいしいパン作りを目指します。他にも種類が豊富なベーグルや、フィリングをたっぷり入れた日替わりのリュスティックなど、気になるアイテムはたくさん。でも、当日、何が焼けるかはシェフの気分次第?! というものも。メニューはこまめに変わるようなので、まずはブログチェックをお忘れなく!
(2010.07) 



佐野川バゲット
¥300


カロンオリジナルの小麦を配合したバゲットは、がっしりと焼けたクラストがいかにも力強い印象。そして香ばしい皮を破ると、内側にはベージュがかったクラムが。しっとりとしてハギレよく、噛んで行くほどにググ〜と甘みがやってきます。緩やかにやってくる旨みが心地よく、いつまでも噛み締めていたいほど。食べやすさがありつつ、粉の香りやコクもしっかり感じられます。
シナモンブレッド
¥300


カットすると、真っ白い生地にくっきりと茶色い渦巻き模様が! この部分、ただのシナモンではありません。その正体は、ケーキクラム+シナモン+シロップ。ケーキクラムのコクと甘みがプラスされて、なんとも柔らかい味わいに。たっぷり効かせたシナモンも嫌味なく、優しくまとまっています。厚みのある耳の部分としなやかな生地の部分のコントラストも楽しい。
2種イチジクのバトン
¥300


細長くまとめた氷温フランス生地に2種類のイチジクとクルミ入り。ぎっしり入ったイチジクとクルミが主役の、甘みとコクが楽しめるパンです。プチプチ、コリコリとした食感がアクセントに。他にマロングラッセ入りのバトンなども。
フォルコン 1/4
¥400


ドイツから取り寄せたサワー種を使用したライ麦パン。"ライ麦90%、押麦、全粒粉入り"と聞くとかなりどっしりしたものを想像してしまいますが、これは大丈夫。しっとりほろりとした食感で重すぎず、また酸味と甘みもあって食べやすいのが魅力です。バターをつけると乳風味がプラスされて優しい印象に。
レーズンプチパン
¥100


72時間かけてゆっくり氷温熟成させることで生地の旨みを引き出しているのが特徴。しっとりやわらかく、噛み心地が優しい生地は、熟成された深い甘みがじんわり。ジューシーなレーズンと生地が綺麗に馴染むおいしさです。シンプルながら印象的なレーズンパン。
クロワッサン
¥160


発酵バターの香りがふわりと漂い、バターの味わいもしっかり。それでいてたっぷり空気を含んでふわふわと軽やか。ハラリ崩れるような繊細で優しい食感です。塩気も控えめであっさり系。




ラ・ブランジュリ カロン
住所 東京都八王子市高倉町64-6(バーゼル内)
п彦ax 042-682-3757
営業時間 10:00〜20:00
定休日 無休
アクセス JR八高線 北八王子駅より徒歩8分
JR中央線 日野駅よりバス「八王子駅北口行き」または八王子駅よりバス「日野駅行き」で「大和田坂上」下車 徒歩約5分
URL http://www.calon-calon.jp/



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