「コム・シノワ」といえば、ブーランジェリーの他、パティスリー、レストラン、カフェなど神戸市内にさまざまなお店を展開している有名店。この店を知らないパン好き、菓子好きもいないはず。そんないくつかの店舗の中から今回うかがったのは、三宮のビルの地下に入っているベーカリーとカフェが併設された「ブーランジェリー コム・シノワ アンド オネスト カフェ」。店内に入ると、魅力的な顔のパンがずらり。自分のおなかの容量以上に欲しいパンがあるので、とりあえず立ち尽くしてしまうほど。さまざまなフルーツを使った色鮮やかなデニッシュ類は見ているだけで幸せな気分になるし、こんなお店がそばにあったら、毎日ランチが楽しいのに・・・と思わせてくれるお惣菜系のパン、毎朝起きるのが楽しみになるような食パン類だって、その種類はかなりのもの。そして大好きなハード系のパンたちも、そろいも揃っておいしそう。ここで選んだパンを隣のカフェで食べることができるのもうれしい。でも、カフェで食べていると、次から次へとパンを追加しに、隣のパン屋さんと行ったり来たりしたくなっちゃうから、ご注意を!(2006.07)





パンドティージュ  
\241

フィグがしっかり効いていてプチプチとした食感がいい。ほんのり甘い生地に胡桃のコクが加わり、旨みがぎゅっと詰まった感じ。
パンオレギューム&フロマージュ   
\210

小さく刻んだ野菜が色鮮やかに顔を覗かせます。チーズのコクと塩分がバランスよく、とても食べやすいパンです。

パッチワーク
\420(1本\840)

名前の通りの楽しいパン。なんといっぺんに、黒ゴマパン、にんじん、かぼちゃ+オレンジピール、レーズンの4つの味が楽しめます。しっかりした風味の黒ゴマパンや、オレンジピールが美味しさをプラスしているかぼちゃパン、柔らかいにんじんパン、そしてシナモンとカルダモンの風味が活きたレーズンパン。どこを食べても満足の出来上がりで、ふんわりした食パン生地ともよく合っています。(実はカルダモンがかぼちゃの部分かも?という意見もあり)
ラクロンヌ ド ビュゼイ
\252

プレーンな生地だが、旨みと味がとても濃く、酸味がゆっくりと口の中に広がっていきます。ふっくらもちもちした食感で、クラストはバリバリと香ばしい。不思議とマスタードのような香りを感じます。
パンドオランジュ
\420(1本\800)

オレンジピールの香りがとても清々しく、甘さもしっかりとしています。食パン生地は、甘みもほどよくさっくりとした味わいです。後で爽やかなピールの苦みと香りが口いっぱいに広がり、とてもおいしい!
セーグルあんぱん
\168

わりと引きのつよいセーグル生地にほっこりと煮あげた小豆が、そのままの状態で入っているのは食べ応えもあってうれしい。ケシの実のプチプチっとしたところが香ばしい。
ダノワーズ トロワ ポワ
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ひとつひとつが美味しい3種類の豆がゴロゴロ入っていて贅沢な感じ。たっぷりと敷かれたカスタードクリームも上品なおいしさです。バター風味のしっかりしたデニッシュ生地は、ぱりっとした食感で香ばしい。


ブーランジェリー コム・シノワ アンド オネスト カフェ
住所 兵庫県神戸市御幸町7-1-16 三宮ビル南館地階
TEL&FAX078-242-1506(ブーランジェリー)
078-242-1502(オネスト カフェ)
営業時間8:00〜20:00(ブーランジェリー)
9:00〜21:00(オネスト カフェ)
定休日水曜
アクセス
その他 コム・シノワのその他の店舗はこちらをご参照ください http://www.comme-chinois.com/