カタネベーカリー 

幡ケ谷の住宅街にさりげなくあるカタネベーカリー。しゃれた雰囲気の店内は、暖かい感じのするほっとする空間で、奥の厨房ではシェフの姿が。ドンクで修業されたということで、パンの顔もとても洗練されていて、特にデニッシュ系、ブリオッシュ、フランスパンなどが充実しています。対面販売や、カタネベーカリー新聞の発行など、お客様との交流を大事にしていることがよくわかります。朝7:00から店を開けているということは、さぞかし朝早く(夜遅く?)から作業を始めているのでは?…と思うと、ありがたいですね。 (2003年10月)

パン オ レザン ¥180

薄めでさっくりとした生地にラム酒漬けのレーズンとサルタナがたっぷり巻かれている。カスタードクリームも薄くぬってあるが、ラム酒がかなり強めなのでしつこい甘さはない。ラムとレーズンの香り、バターの香りがよくおいしい。
バゲット ¥190

パリパリッと薄いクラストでクラムはふんわり、とても軽い。塩味は強め。カスクルートなど間に具を挟むのにとても向いていそうなバゲット。
カネル ¥150

サクッとした歯応えのブリオッシュ生地。シナモンシュガーがたっぷりで、ジュワーっと生地に染み込んだ部分と表面のカリカリと焼けた部分、その両方が楽しめるのがよい。
ぶどうパン ¥100

ブリオッシュ生地がもっとふんわりとなった感じの生地で、やはりラム酒の効いたレーズンが入っている。生地自体の甘みはほんのりとしたものなので、上にのったグラニュー糖と一緒に食べるとおいしい。
パン ド レ ¥350

甘さは控えめでミルクとバターの香りがふんわりと香る。目が細かくつまっているのに、ふんわりと弾力がある。厚くスライスしてジャムやはちみつをかけて食べたい。
バニラ ¥120

ブリオッシュに近い薄めの生地で、さっくりとしている。渦巻きの間にはバニラビーンズとメープルシロップがたっぷりと塗られ、表面にもメープルシロップがかかっている。バニラの味はくどくなく自然で、メープルともとてもよく合う。生地とシロップのバランスもよく、バターの香りも食欲をそそる。

住所 東京都渋谷区西原1-7-5
TEL 03-3466-9834
営業時間 7:00〜18:30
定休日 月曜、第1・3日曜
アクセス 小田急線・千代田線 代々木上原駅より徒歩7分、代々木八幡から徒歩9分
京王本線・都営新宿線 幡ヶ谷駅より徒歩7分
URL   http://www.02.246.ne.jp/~katatomo/index.html