昨年オープンしたこの店、伊勢原ブノワトン高橋氏のもとで修業されていた職人さんが独立されたと聞いて、ぜひ行ってみたい!と思っていました。千葉という土地柄に合わせた品揃え、自分の想いと経営との両立にさぞかしご苦労があったと思われます。実際お店に伺い、その洗練された店内の様子、厳選された素材の数々、そしてなんといってもおいしそうなパンの顔が、語っていました。パンがなくなり次第閉店するというこのお店、まだオープンして一年たっていないのに、すでにかなりの人気店のよう。パン好きにとって、今後が楽しみなお店がまたひとつ増えました。(2004.9)




バゲット   \230

見た目はわりとバリッとした感じだったのに、実際に食べてみると少し水分が多いようなしっとり感があり意外なおいしさ。20時間低温で発酵させたというこのバゲットは、丁寧に作られたおいしさを感じさせます。
セゾン   \480

りんご酵母で作られたというこのパンは、イチジク、クルミ、クランベリーにオレンジピールと、ドライフルーツがたっぷり。中でもピールの爽やかな香りが、生地の旨みのいいアクセントになっています。

カンパーニュ オ・ルヴァン  \900

ライ麦を20%使ったカンパーニュで、食べやすいタイプ。数種類の粉をブレンドして、塩はゲランドの塩を使ったというこだわりのカンパーニュは、何故かお味噌のような旨みを感じます。

バトン・カレンズ   \210

たっぷり入ったカレンズの甘みと、生地の軽い酸味とのバランスが良くて、チーズなどをつけて食べたい感じ。焼き色もしっかりしているので、見るからにおいしそう。


クロワッサン ショコラ   \160

表面はサクッとしているが、中はわりと層がきちっとつまった感じがして、食べ応えのあるクロワッサンです。中にはビターな味のチョコレートが入っています。





住所 千葉県千葉市緑区おゆみ野中央7-1-7
TEL・FAX043-300-4331
営業時間10:00〜19:00(パンがなくなり次第閉店)
定休日月曜・火曜日