2005年4月にオープンした「ブーランジュリ レトランジェ」。実は以前、右京区の梅津で「プロヴァンス クラシック」というパン屋さんを3年間やっていた杉本哲也さんが、そちらのお店を閉め、その後フランス、ブルターニュでの修業期間を経て帰国。そして北大路に場所を移し、新たに店名も「ブーランジュリ レトランジェ」としてオープンさせたのがここ。お店はカフェとパン屋さんが一緒になっていて、選んだパンをその場でおいしいコーヒーや紅茶と一緒に楽しむことができます。8時から営業しているので、朝のひとときを居心地のいいカフェで過ごしてから一日を始めるのもいいかもしれませんね。どこか家庭的な雰囲気のこのお店。でも出てくるパンは、焼き色もしっかりとした、見るからに腕のいいパン職人が焼いたな!という印象のものばかり。活気のある顔色のパンが並ぶ「レトランジェ」、今後が楽しみなお店です。(2006.05)





バゲット カンパーニュ  
\300

カットした時にふわっと香るルヴァン種の爽やかな香りが、食欲をそそります。噛みしめているうちに、粉の旨みと天然酵母の滋味がじんわりと口いっぱいに広がっていきます。
カンパーニュ ノアレザン  
\420

全粒粉とライ麦の入る生地は、粉の旨みを活かしたもの。かりっとローストしたくるみと、しっとりとしたレーズンの組み合わせがとてもよく、軽すぎず重すぎず、適度な重量感があり、ルヴァンの風味もほどよく食べやすいカンパーニュです。味がしっかりしているので、バターやチーズとも合いそう。

カスクルート 野菜5種
\250

見た目の美しさについ手が出るカスクルートは、しっかりとした天然酵母のミニバゲットにトマト、きゅうり、レタス、しめじ、かぼちゃの5種類の野菜がサンドされています。 それぞれの野菜が手をかけられていて、丁寧な仕事ぶりが伝わってきます。上からかけられたオリーブオイルがフルーティさをプラスしています。
クロワッサン ブール
\120

焼きこみがしっかりとした、見るからにおいしそうなクロワッサンは、バターのミルキーな風味がおいしい!出来立てのパリサクさは絶品のはず。クリーミーな生地ときれいな層が魅力的なクロワッサンです。
ダノワーズ バナーヌ
\180

ちょっと若い感じのバナナがフランベされ、砂糖がけされた甘さとバランスよく仕上がっています。パイ生地の層もきれいでサク感があり、センターに入ったチョコレートとカスタードが味にアクセントを加えています。何種類かのダノワーズがあるが、どれも作りこみがしっかりしているので、何を持ってきてもおいしいのでは。
クグロフ アルザシアン
\300

バターの風味たっぷりのコクとオレンジピールのほろ苦さ、レモンピールの爽やかさ、レーズンの甘さが組み合わさって、キレの良いおいしさを生み出しています。バランスの良い仕上がりです。


ブーランジュリ レトランジェ
住所 京都府京都市北区紫野西御所田町13-7
TEL&FAX075-411-0910
営業時間8:00〜19:00
定休日火曜
アクセス 地下鉄北大路から徒歩10分