西荻窪の閑静な住宅街に、ムッシュソレイユがオープンしたのは1996年のこと。バゲットやルヴァンなどのハード系からヴィエノワズリ、凝ったフィリングを挟んだサンドイッチに、ケーキや焼き菓子まで・・・。ビゴの店での修業に加え、料理人やパティシエの経験を持つ竹内シェフだから、どんなジャンルもお手のもの。シェフの自由な感性から生まれるパンやお菓子はどれもお洒落でかっこよくて、瞬く間に話題の店となりました。そんなムッシュソレイユが、昨年、西荻の地を離れ、ひとつ隣の荻窪へとお引越し。オープンから13年が経って、当時は28歳と若々しかったシェフも、さぞかし貫禄がついて、もしかしたら気軽に話しかけるなんて難しいかも・・・?
「いやあ、今も毎晩11時に厨房に入って、がんがん作ってます。楽しいですよ〜」
なんて若々しくて清々しい声!楽しそうにパンや菓子と向き合う様子は、以前と何も変わっていないよう。それどころか、あれもこれも充実させたいと、ますます熱が高まるばかり。「何年たっても、皆さんに楽しんでもらえるように頑張りますよ!」 そんなシェフの明るさが伝わるパンたちを、ご紹介します! (2009.10)



バゲットカンパーニュ
¥220

香ばしいクラストはやや厚めで、クラムは適度な引きがあって軽やか。キリッと塩気が効いて食べやすく、ほのかな酸味の余韻が続きます。料理を引き立たせてくれそうな、爽やかな味わい。

 
角食
¥347

角食には珍しくハードなクラストで、角がきっちり出ているのが特徴。厚みもあるので、耳好きの人にお勧めしたい食パンです。対してクラムはしっとりざっくりとして適度な弾力も。トーストするとサクサクッととても香ばしくなります。
 
キャトルフリュイ
¥315

カンパーニュに似た生地の中に、オレンジ、レーズン、プルーンなどのフルーツ入り。生地は酸味も穏やかであっさりしているので、フルーツの甘みやコク、しっとりジューシーな旨みをストレートに楽しめます。
 
ゴルゾー
¥315

ムッシュソレイユといえば、やっぱりゴルゾー! バゲット生地にゴルゴンゾーラと胡桃、ハチミツをトッピングして焼き上げた一番人気のパンです。青カビチーズ特有の強い香りと、ハチミツのあま〜い香りの組み合わせは、一度食べたら病みつきに。胡桃のコリコリ感もいいアクセントになっています。
 
ポム
¥178

お洒落な形のデニッシュ生地はふんわりとして優しい味わい。中には、自家製のリンゴのコンポートがたっぷり。キュッと酸味が効いているから、パンの甘さを引き締めてくれます。秋のおやつにぴったりのパン。
 
アラカルト
¥189

デニッシュ、クロワッサン、ブリオッシュの3種の生地を合わせたら、いったいどうなる??? 答えは、サックリしてリッチでふんわりとして・・・なんともユニークな生地!中にはチョコチップが入り、シナモンで香り付けしています。とはいえ、やっぱり想像がつかないと思うので、まずは食べてみて!
 






ムッシュソレイユ
住所 東京都杉並区荻窪4-13-16光荻窪マンション1F
TEL03-5397-6066
営業時間11:00〜19:00
定休日月曜
アクセス JR中央線・総武線荻窪駅南口より徒歩3分
URLhttp://www.m-soleil.jp/



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