「モンサンクレール」辻口博啓シェフが、世田谷区駒沢公園近隣にオープンしたブーランジュリーとコンフィチュール専門店。隣あっているので、辻口ワールドにどっぷり浸れる空間になっています。さすが売れっ子辻口シェフのお店だけあって、パンを包む紙やコンフィチュールの瓶、紙袋にいたるまで、かなりおしゃれなデザイン。「マリアージュ ドゥ ファリーヌ」は、パンを“日常”のものから“贈り物”としての存在に変えようとしている辻口さんのこだわりが、しっかり伝わってくるよう。「コンフィチュール アッシュ」では、素材の組み合わせが楽しい多彩なコンフィチュールのほか、バウムクーヘンも、しゃれたデザインのパッケージに納められ、手土産にぴったり。魅力的なアイテムが揃っているので、パン屋さんとコンフィチュール屋さんと、両方寄ったら、荷物がいっぱい!でも、それに反比例してお財布は軽くなっちゃうから、ご用心!!(笑) (2005.4)





マメフィグ   
\105

店内には小さいパンが並んでいるところがあって、あまりかわいらしいので、どれを買おうか迷ってしまいます。このマメフィグは、その中でも際立って小さいもの。でもしゃれたラシャ紙みたいなラッピングの中には、小さいながらも力強い味わいのパンが隠されています。ドライいちじくを丸ごと包んでいるのは、旨みが凝縮されたハード系の生地です。
プティット アン シュプリーズ   
\168

これも小さめシリーズのひとつ。中にはオリーブの黒と緑と、セミドライトマトが入り、酸味と旨みが詰まっています。小さいからと言って一口で食べてはいけません。カットしてみると、ぎっしりと詰まったオリーブにびっくり!

ア ラ ファソン ジャポン   
\158

これもカットしてみてびっくり。餡とお餅が入っていてまるでお饅頭のよう。まわりについたリ・スフレが香ばしくて、口の中がお煎餅を食べたような感じ。意外と噛み応えのあるおいしさです。
フリュイ フロマージュ
\263

ライ麦パンのドライフルーツの甘さと香りが鼻に抜け、チーズのコクがまったりと加わっておいしい。オレンジピールのほろ苦さとレーズンの甘さが効いています。


アブリコ   
\189

ハード系のパンの中にシロップ煮のアプリコットが入って、濃厚な味がします。焼き加減もしっかりしているので、クラストが香ばしい。










マッチャ (抹茶とミルク)   
\1,155

これはそのまんまの名前だけど、ミルク+チョコで“チョキ”とか、あんこ+いちごで“アンゴ”とか、楽しいネーミングのコンフィチュールが並びます。。
ポロン(ゆず)   
\1,155

ゆずのほろ苦さと甘さのバランスがよく、爽やかな大人の味。透き通るようなイエローが目にまぶしい。

駒沢バウムクーヘン   
\1,575 (ホール)/\158(スライス)

なんとパッケージにはお店までの地図が描かれています。同じデザインの紙袋に入れてもらうと、持っているだけで楽しくなりそう。味見にはスライスされたもの、手土産にはホールのものと、使い分けたい。



コンフィチュールの蓋には”H(アッシュ)“の字が描かれ、おしゃれ!




住所 東京都世田谷区深沢2-1-10
TEL 03-5752-1015(マリアージュ ドゥ ファリーヌ)
03-5752-1051(コンフィチュール アッシュ)
営業時間10:00〜19:00
定休日火曜・第三水曜日
アクセス自由が丘駅より深沢ハウスまでサンクスネイチャーバスが無料巡回