PAUL(ポール)  

『PAUL』は、フランスを中心にヨーロッパに数多くの店舗を有する人気店。東京では2001年12月3日に丸の内のインテリジェンスビルにオープンしました。パンはフランスの本店と同じ契約農家で作られたカンレミという粉を輸入、19世紀当時に極力近い製法で作られます。これらのパンは現地の味を忠実に再現、包装や内装もできる限り近いもの(大型パンを買うと、本国から取り寄せた素敵な袋に入れてくれることも!)にしているとのこと。パンだけでなく、季節のフルーツを使ったタルトなどもあり、こちらもぜひ試したいものばかり。カフェもあるので、ちょっとしたお食事とともにパンやケーキを楽しんでみてはいかがですか。

パン・ビオシック・ポール(小)\860

ルヴァン使用のパン。強い焼きこみから生まれる香ばしさと、酸味が不思議な香りを醸し出します。皮は厚焼きせんべいのごとく、クラムはねっとりとした食感でかなり食べごたえが。ハーフで買うこともできます。
フルート・アンシェンヌ \200

これまたしっかりと焼いてありスライスをすると、皮が勢いよく飛び散り手が痛いほど。バリバリとした皮が好みの人にはこたえられないに違いありません。大小の気泡をたくさんもつクラムはもっちりとしています。フルートは他にゴマやケシのついたものもあり。
プチ・パン・アラシェン・ラルドン \100

ベーコンビッツを混ぜ込んだ品。香り高いベーコンの塩気と若干の脂分が、シンプルな生地を味わい深いものに変えています。同じ生地を使いオリーブを混ぜたものや、プレーンもあります。プチパンが多いのは同店の特徴、いろいろな味が楽しめます。プチパンの焼きあがりは1時30分頃。
セイグル・レザン \350

今までにない、まるで味噌のような斬新な味と旨みが興味深い。水分の多いねちっとした生地なのに、歯切れはいい。レザンと生地の組み合わせも絶妙、甘さと酸っぱさがほどよく折り合いこれでチーズがあったら止まらなくなるかも。
ブリオシェット \120

もっちり系が多いので、このパンの軽さはかなり際立ちます。サクサクとした食感で、卵、塩、ミルクの味が引き立っています。ブリオッシュ生地にしてはバターの風味が少ないのであっさりとしており、食事パンとしてもいけそうです。
タルト・ノルマンド \400

試食時に旬であった、新鮮なリンゴをたっぷりと使ったタルト。タルト生地は厚め、卵をたっぷり使ったフィリングはまるでプリンのよう。焼いているうちにリンゴの果汁がフィリングなどにあふれだしたような瑞々しさがあります。季節ごとにいろいろなタルトがでるのも楽しみ。

住所 東京都千代田区丸の内1-11パシフィックセンチュリープレイス1F・アージュ
TEL 03−5208−8418
営業時間 8:00〜22:00(営業時間の変更などあり)
定休日 無休
アクセス JR東京駅八重洲南口を出て線路沿いを有楽町方面へ3分ほど。