2001年にオープンした「ブーランジェリー ルーク」。一度行ってみたいと思っていながら、なかなか行けなかったお店のひとつです。ただし、今回は本店ではなく、2006年にオープンした2号店となる葵橋店の方を訪ねてみました。いかにも京都らしいシックな外観に惹かれて店に入ると、そこには和と洋がセンスよく交じり合った空間が広がり、美味しそうなパンがお行儀よく並べられています。中でもヴィエノワズリーの種類の多さに圧倒。サクッとした生地が命のシンプルなものから、見るからに心惹かれるきれいな彩りのものまで。本当に選ぶのに困ってしまいそう。そして、1階で選んだパンとドリンクを2階のイートインスペースで楽しむことができます。出来立てを楽しみたいヴィエノワズリー系が多いだけに、このイートインスペースの存在は本当にうれしい。関西の方はもちろん、京都に出かける観光客の皆さんも、戸口温善シェフの京都ならではの心意気と美味しさを味わいに、ぜひ、ブーランジェリー ルークを訪ねてみてはいかがですか。(2008.1)




クッペ   
¥90

軽くて口溶けのいいクッペ。まわりはバリバリ、中はふんわりしっとりとしています。しっかりと効いた塩けが小気味よい美味しさ。トーストすると更にサクサクに。
天津甘栗  
¥160

中に甘栗が入った楽しいパン。クラムはやわらかいけど、表面がカリッと香ばしい生地はダッチブレッドのような感じ。食感がリズミカルで、中の甘栗のじんわりした甘さとよく合っています。天津甘栗の香りがふわっと口の中に広がります。

カリフォルニア宇治
¥160

カリフォルニアウォールナッツコンテストで賞をとったというルークの代表作のひとつ。お茶が練りこまれた薄緑色のきれいな生地に、葉脈型のクープがかわいらしい。中には大納言とくるみが入り、甘さと香ばしさをプラスしています。
ポワール ルージュ
¥220

洋梨の香りがしっかり。とろりとしたカスタードクリームはとてもやさしい味わいです。しっかりと火が通ってバリバリ、サクサクっとした生地はとても香ばしくて、上品なコクを感じさせます。
ダマンド 
¥120

くるくるっと丸められてかわいらしい形のブリオッシュ生地のトップに、ちょこんと埋められたダマンド生地。乳風味のコクとお砂糖の甘さのバランスが、おやつにぴったり。


ブーランジェリー ルーク
住所 京都府京都市上京区出町通今出川上ル清龍町204
TEL&FAX075-223-5400
営業時間8:00〜19:00
定休日不定休
アクセス
その他本店 
京都市下京区西洞院通七条上ル福本町422-2
075-361-6789