料理とパンは切っても切れない存在。そのことを強く感じさせてくれるのが、ここ「ラ ブティック ドゥ ジョエル・ロブション」です。
見ただけで料理のイメージが膨らむようなハード系のラインナップはもちろんですが、今回、特に注目したのは食材のおいしさを活かしたパン。レストランで使われる、選び抜かれた食材を贅沢に使い、高い技術力で仕上げられたパンは、アミューズやオードブルにもなりそうな完成度の高さです。ハード系はもちろんですが、時にはこんな選び方をしてみるのも楽しいですね。
ちなみに2004年12月、リニューアルオープンしましたが、基本的なラインナップや製造方法は今までと変わりません。シェフを務める山口哲也さんが、その味を守りつづけています。 (詳しくはこだわり職人ページでご紹介しています) (2006.02)






バゲット ロブション  
¥231

バリバリッと音を立てる香ばしいクラスト。そして、もっちりとひきがあり、口の中でしっかりと存在感を主張するクラム。最初はシンプルな味に感じますが、かむほどに、じんわりと粉の旨み、コク、そして酸味が広がっていきます。チーズや料理との相性も計算された、上品さと力強さを併せもつバゲット。
フォカッチャ・セルリラヴ  
\326

店内に漂っていた芳しい香りの正体がこれ。花びらのようにごく薄くスライスした根セロリに、刻んだ黒トリュフを散りばめた贅沢な味わいはロブションならでは。根セロリのほのかな甘みと苦味、トリュフの香りに、食材の質の高さが感じられます。ふんわり柔らかいフォカッチャ生地との相性も抜群。

フォカッチャ・レギューム
\347

たっぷりの野菜にオリーブオイルをかけて焼き上げた、食事の代わりにもなりそうなボリュームある一品。ニンニクとローズマリーの香りがよく、百合根はホクホクと、葉はシャキシャキ感を残して・・・というように、それぞれの素材の持ち味をきちんと活かしているところがさすがです。
クロワッサン ザマンド
\231

おいしさを予感させる美しい姿に注目!ザクザクと音を立てる表面のクレームダマンド、そしてクロワッサン生地が口の中で軽やかに崩れます。中央には苦味の効いたキレのあるキャラメルソースが忍ばせてあり、幾重にも広がる味覚と食感を楽しむことができます。

パン アソルティ
¥1,260(土日限定・各10セット ※2日前に連絡すれば平日でも予約可能)

9種類のプチパンが入ったアソートセット。アンチョビとバジルを巻き込んだミニクロワッサンや、スモークサーモンを入れたブリオッシュ生地にディルを乗せたものなど、小さいながら生地と食材との組合せを楽しめる充実した内容です。ホームパーティやアミューズにもおすすめ。



あのジャン=ポール・エヴァンも注目の、
話題のロシアンティー“KUSMI TEA”も販売されています



ブーランジュリー&パティスリー
ラ ブティック ドゥ ジョエル・ロブション
住所 東京都目黒区三田1-13-1恵比寿ガーデンプレイス内 シャトーレストラン ジョエル・ロブション B1F
TEL03-5424-1345
営業時間9:30〜20:00
定休日不定休
アクセスJR・東京メトロ恵比寿駅より徒歩約5分
URLwww.robuchon.jp