もうすぐ7月14日。パリ祭の日です。そこで今回は、埼玉県の越谷市にある、キャトーズ・ジュイエの本店に行ってきました。キャトーズ・ジュイエは14jiillet=フランス語で7月14日、すなわちフランス革命の日を意味しています。お店は東武伊勢崎線せんげん台駅東口を出てまっすぐ10分程歩いた場所にあります。クラシックな雰囲気の漂う店内からは、シェフがフランスを大切にしている気持ちが伝わってきます。シェフは白鳥裕一さん。TVチャンピオンや数々のコンクールで輝かしい成績を持つ実力派です。2007年4月に、東京丸の内にある新丸ビルに、東京店をオープンさせたのは記憶に新しいところ。でも、シェフの修業先フランスへの想いがいっぱい詰まっている本店に足を運んで、白鳥シェフのお菓子を食べると、さらに美味しさが増すような気がしますよ。 (2009.06)



シュー・ア・ラ・クレーム
\158

ふんわりと、でもサクッと歯切れの良いシュー生地に、岩手県山麓の低温殺菌牛乳を使ったクレームパティシエールがたっぷり。卵の香りとバニラの香りのバランスの良いぷるんっとしたしっかり目のパティシエールと、塩気のほどよいシュー皮で、ボリュームも満点なシューです。

タルト・フリュイ・セゾン
\380

苺、ブラックベリー、キウイ、ブルーベリー、グレープフルーツ、オレンジ、バナナと盛りだくさんのフルーツが乗った見た目も華やかなタルトです。ザクザクとしっかりとしたタルト生地と、アンビベされてしっとりとしたアーモンドクリーム。こんなに惜しげもなくフルーツが乗っているのに良心的な値段も魅力です。
ミルフィーユ・オ・フレーズ
\380

発酵バターを使ったパイ生地に甘さ控えめのパティシエールがたっぷり。見た目はボリュームがありそうなのに、食べてみると意外に軽くてとても食べやすいミルフーィユです。しっかりと焼きこまれたパイ生地は、パリパリッとしてバターの香りがふんわりしてきます。
アルバトロス
\450

酸味のあるヴァローナ社のマンジャリを使用したチョコレートムース、センターには同じく酸味の効いたカシスのムースが隠されています。まわりのグラサージュの苦みがしっかりと効き、アーモンドの香りのするビスキュイショコラが、アクセントに。意外なことに、見た目よりさっぱりといただけます。
フィナンシェ
\158

焦がしバターを使った独自の製法で作られたというこのフィナンシェは、袋を開けた瞬間にアーモンドがふわーっと香り、食欲をそそります。アーモンド風味豊かなミルキーな生地と、口溶けのよさ、オススメの一品です。




フランス菓子 キャトーズ・ジュイエ
住所 埼玉県越谷市千間台東2−13−31
Tel048-979-8608
営業時間9:00〜20:00
(4月1日〜9月30日まで夏季9:00〜19:00)
定休日水曜(祝日の場合は営業)
アクセス東武伊勢崎線せんげん台駅東口より徒歩10分
その他イートインあり
URLhttp://www.14juillet.jp/14juillet.html#h



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