下町の活気溢れる、門前仲町。和菓子やお煎餅が人気のこの町で、約20年の間愛され続けているパティスリーが「サロン ド ペリニィヨン」です。ほとんどが常連さんというこのお店では、3代続けて通う方も少なくないのだとか。 現在のシェフを務めるのは、澤井志朗さん。やさしさの中に素材の味がキリッと際立った味は、どこかホッと安心感のあるもの。幅広い層から支持されているのもうなずけます。 深川不動尊、富岡八幡宮の参道沿いにあり、サロンでくつろげるのも嬉しいところ。とはいえ、“お参りついでに・・・”ではもったいないお店。緑が美しいこの時期、深川散策を兼ねて出かけてみてはいかがですか? (2009.4)



シュークリーム
\220

アーモンドを飾りカリカリに焼き上げたシュー生地は、ちょっと固めの食感。その力強い食感に合わせるのは、コクのあるジャージー牛乳を使い、時間をかけてしっかり炊き込んだクリーム。濃厚な味わいにバニラのやさしい香りも効いて、ホッとするような味わいです。

ジャージー
\380

希少価値の高いジャージー牛の生クリームをたっぷり使った一品。「ジャージー乳のコクと甘みをわかりやすく表現するために練乳を加え、隠し味に和栗を使いました」と澤井シェフ。表面がサクッと歯切れよく、しっとり軽いダクワーズ生地と重なり、コクと軽さが共存するやさしい味わいに。クリーム好きにぜひおすすめしたいケーキです。
ユズモ
\380

かわいらしいネーミングからは想像できない、キリッとした酸味と力強いユズの香りが特徴。フワフワと軽いユズのムースの下には、レモンのバタークリームが重ねられていて、異なる酸味と香りが味に深みを与えています。その酸味をふんわりと受け止め、丸みを持たせているのはやわらかいビスキュイ。メリハリのある味わいです。
苺とリングシューのタルト
\500

大ぶりでたっぷりの苺が嬉しいタルトは、固めに焼き上げたシュー生地とサクッと口どけのいいサブレ生地が重なり、ボリュームのあるもの。間には、ちょっと懐かしい甘みの苺ジャムとなめらかなクレームパティシエールが隠れています。目にも舌にも満足度充分!
マテオ
\420

トロッととろけてしまうような繊細でなめらかな口どけと、力強いカカオの香り・・・。カカオの持つほろ苦さや酸味に重なるキャラメルとパッションの風味など、ひとつひとつのパーツは決して濃くないのに、食べ終わった後にどこか力強い印象を残します。コンクール受賞作というのも納得の逸品。




サロン ド ペリニィヨン
住所 東京都江東区富岡1-13-11
Tel03-3643-7183
営業時間9:00〜20:00
定休日無休
URLhttp://www.perignon.co.jp/shop08/



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