石畳の坂道に晴れた空が似合う、東京の“プチ・パリ”神楽坂。ここにフランスの風がまたひとつ。2008年12月3日、「アグネス ホテル アンド アパートメンツ 東京」の敷地内に、新しくパティスリーがオープンしました。その名は「ル・コワンヴェール」。“緑の片隅”という意味で、人々が憩う場所になるように・・・という想いが込められているそうです。木造の外観が落ち着いた雰囲気。小さな緑が目に美しく、階段前の玄関もどこか一軒家風。店内では、約18種類の生ケーキの他、ギフトにぴったりな焼き菓子を販売。クラシックなパウンドケーキから、ポレンタ粉を使用したイタリア菓子風の焼き菓子、パセリやカシスを使ったキューブ型のギモーブなど、独創性豊かなものまで。ケーキは、アグネスホテル東京内のティーラウンジでもいただけます。
シェフパティシエを務める上霜考ニさんは、ノルマンディーで修業後、国内ホテル、オテル・ド・ミクニ他、パティスリー・ジャン・ミエ ジャポンではシェフパティシエに就任。ラ・スプランドゥールの藤川さんの後輩にもあたるそうで、これからの活躍に期待です!(2009.1)



ルナール
\480

艶やかなキャラメルグラサージュの中には、甘さ控えめのまろやかなムースに、皮の苦みと香りを残したオレンジのコンポート。底にはアーモンドスライスのキャラメリゼが忍ばせてあり、香ばしさと食感を演出しています。

フレザリア
\500

フワッと空気を抱き込んだ軽い食感のジェノワーズ生地には、シロップがしっかりとアンビベされクラシカルな甘さ。2段サンドのクリームにはイチゴがたっぷり。甘酸っぱいイチゴと、甘さ控えめの生クリームが優しい味わいです。
タルトフリュイ
\480

ガレットブルトンヌをタルト生地にした珍しいタイプ。外側はザックリ、中はしっとりとしたガレットは、塩気がキリリ。色とりどりのフルーツの下には、パティシエールが忍ばせてあり、フルーツとタルトをまろやかに繋げます。
カカオエット
\480

周りを覆うたっぷりのピーナッツが食べ応えあり。乳風味が強調されたミルクチョコレートムースの底にはパッションフルーツが忍ばせてあり、ピーナッツの重めな食感を、パッションフルーツの酸味がカヴァーしています。
タルト リュヴァーブ 
\420

大きなムラングが印象的。中にはプラリネが忍ばせてあり、香ばしい風味をつけてあります。タルト生地は薄めですが、焼き色はしっかり。ルバーブのダイレクトな酸味が、甘いメレンゲ、生地のバター風味を引き締めます。




ル・コワンヴェール
住所 東京都新宿区神楽坂2-20-14 アグネスホテル アンド アパートメンツ東京
Tel03-3513-7612
営業時間10:00〜20:00
定休日月曜
アクセス東京メトロ東西線・南北線・有楽町線、JR「飯田橋駅」より徒歩5分



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