旬のフルーツをアレンジした、お菓子みたいなコンフィチュール。キュートにおめかしした、小さなカップケーキ・・・。女性のハートをとりこにする菓子研究家のいがらしろみさん。彼女の魅力がギュッと詰まった「メゾン ロミ・ユニ」が、2008年9月にオープンしました。
1階は、焼き菓子の専門店。バター不足から発想が生まれたという、生クリームから作った“自家製バター”を使ったり、お菓子によって粉を使い分けるなど、随所にこだわりが。お菓子の売り方もちょっぴりユニーク。量り売りのケークは“はしっこ”を選べたり、駄菓子屋さんのように、ボトル入りのサブレを1枚から買えたりと、なんだか子供の頃に戻ったみたい。店内には、鎌倉から届けられる「ロミ・ユニ コンフィチュール」のジャムやセレクトの紅茶も並び、ギフトにもよさそうです。
素朴ながらじんわりと旨みの広がる味わいに、焼き菓子のおいしさを再発見できる「メゾン ロミ・ユニ」。2階では、お菓子教室をやっているそうなので、おいしさの秘密を知ることができるかも!? (2009.2)



スコーン・メゾン
\200

北海道の小麦粉と、ノースプレインファームのバターを使用。外はカリッと香ばしい歯応えで、中はしっとり滑らか。なめらかな口溶けと粉の優しい味わいが好印象。ほのかな塩気の後からバターのすっきりとした乳風味が広がります。

ウィークエンド
\3.8/g

レモンのアイシングがキュンと酸っぱく、ジャリジャリ・・・とした食感と共に、アイシングの甘みとケイク生地が柔らかく溶け合います。舌の上でほろほろと崩れる柔らかな生地と、卵のまろやかな風味は、どこかカステラを思わせる懐かしい味わいです。
ケイク・オ・ジャンジャンブル
\3.5/g

一口目から口いっぱいに広がる、新ショウガの味わいとフレッシュな香りが特徴的。しっとりとした甘い生地とジンジャーのほのかな辛み、レモンの酸味が効いています。自家製バターを使っているせいか、素材の味がより引き立って感じます。ショウガ好きにはたまらないおいしさ!
サブレ・ブーランジェ
\50

まさに、フランスのパン屋さんで売っていそうな、粉の滋味が溢れるサブレ。ほのかなシナモンとバニラの風味と、表面に塗られた卵黄が、味わいに奥行きをプラス。きめ細かな口どけとミルキーな味わいに、素材の良さと丁寧な作りこみを感じます。
バターガレット
\60

ザクッと弾ける、サブレの粗めの粒子の間から、バターがジューシーに広がります。リッチなのにしつこすぎず、後味はミルキー。表面にまぶした砂糖の甘みが、バターの甘みと香りを優しく引き立てます。




Maison romi-unie(メゾン ロミ・ユニ)
住所 東京都目黒区鷹番3-7-17
Tel03-6666-5131
営業時間11:00〜20:00
定休日無休(年末・年始を除く)
アクセス 東急東横線学芸大学駅より徒歩3分
URL http://maison.petit.cc/



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