活気溢れる名古屋の中心地、栄から、地下鉄で4駅。以前は寺町だった場所で、今でも寺院がポツポツと残る町並みを歩いていくと、アズュールがあります。“空や海の青い色”を意味する店名の通り、澄み渡った青空を思わせる鮮やかなファサードが目印。そして店内にも、空を思い浮かべるようなたくさんのサプライズが。例えば、真っ青に彩られた天井だったり、所狭しと並べられた模型の飛行機だったり・・・。“旅先で訪れたお菓子屋さん”をイメージしているという異空間にワクワクしてしまいます。
さて、気になるお菓子はといえば、女性パティシエールらしい繊細な表情のケーキや焼き菓子が印象的。シェフの水野佐紀さんは、パリのサダハルアオキで修業されたということもあって、定番のミルフィーユや抹茶ものは外せません。また、ランチ時にはキッシュやサンドイッチ、手作りパンなどが楽しめるのも嬉しいところ。旅先の思い出に浸りながら、ゆっくり過ごしてみるのも良さそうです。(2008.12)



抹茶エクレア  
\300

冴えた緑色が印象的なエクレアは、フォンダンも中のカスタードも抹茶風味。苦みも甘みも抑えたまろやかなカスタードに対して、フォンダンはしっかりと甘い仕上がりに。やや厚めのシュー生地がクリームのコクやフォンダンの甘みを受け止めます。

ミルフィーユ
¥420

中までしっかりと焼き色がつき、硬さもありながら、繊細なパイの層。逆さ折込みパイならではの口溶けの良さが特徴です。バターたっぷりのリッチなパイには、コクの強いカスタードがぴったり。ヴァニラの香りとミルキーなバターの風味を素直に楽しみたい一品。
ピストゥ
\450

パステル調の色合いが目を引くケーキは、ダコワーズノワゼットにピスタチオムース、ラズベリームース、フィアンティーヌプラリネという構成。ふんわりとやわらかい生地がナッツの風味を引き立て、多彩な味や食感を優しくまとめています。
ラパン
\400

フランスアンジュ地方のお菓子、クレームダンジュをイメージ。厚めに焼いたクッキー生地の上には、ラズベリーソースを閉じ込めたフロマージュブランのムース。クッキーのザクザクとした軽快な歯応え、ムースのフワフワとした口溶けが魅力です。異なる食感をチーズが包み込み柔らかい印象に。




パティスリー アズュール
住所 愛知県名古屋市中区伊勢山1-11-7
Tel052-339-4151
営業時間10:00〜21:00(土曜・祝日〜20:00)
定休日日曜・第2月曜
アクセス 名古屋市営地下鉄名城線東別院駅より徒歩5分
URL www.geocities.jp/azur_a_go_go



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