パナデリアでも2度目のご紹介となるメゾン・ド・プティ・フール。以前ご紹介させていただいたのは、パナデリアを立ち上げてすぐの頃。それだけでも、このお店に対する私たちの思い入れは強いのです。そしてその間、ずっと「美味しい焼き菓子を見つけたい」時には、必ず候補に挙がるのもこのお店でした。それは、本当にすごいこと。今では日本の洋菓子界の重鎮の一人といえる西野之朗シェフのメゾン・ド・プティ・フール、お店に入ると、まず目に入るのは、魅力的なホールのタルトや焼き菓子。でもこんなに大きいのは食べられない!という方には、ちゃんとプティサイズがあるものも。ゆるいカーブを描いた棚に配置されているそれらのお菓子を選びつつ、その奥のショーケースの生菓子にたどりつくと、そこにもおいしそうなケーキたちが待っていてくれます。その他、店内にはギフトなどに使えるプティフールも充実、ヴィエノワズリー、コンフィズリーなどもあるので、どれを選ぶか迷ってしまいます。オープン当時は、焼き菓子専門店だったこのお店、今ではどこにも負けないフランス菓子専門店に。もしかしたらフランスにだって負けないかも!  (2009.08)





ポンヌフ
¥380

ぷっくりと高さがあり、かわいらしい形。パイ生地とシュー生地の組み合わせが楽しい。中に入ったカスタードクリームは、卵風味の強いやさしい味わいながら、重さのあるきりっとした印象のもの。トップのジャムの甘さもしっかりと効いています。



シトロン
¥380

レモンクリームとメレンゲの伝統的なスタイルのタルト。甘さのしっかりとしたイタリアンメレンゲにレモンクリームの酸味が効いて、すっきりとした味わいを生み出しています。そしてそれらを、厚めでざっくりとしたタルト生地が受け止めてくれます。



オー・デリス
¥420

とても鮮やかなピンク色が、ショーケースの中でも一際目をひきます。ちょっと粗めに仕上げた生地は、しっとりとしてアーモンド風味豊かなもの。コクのあるフランボワーズのバタークリームは、酸味もしっかり。バタークリームもいいけど、やっぱり生地を楽しみたい!



エクレール・カフェ
¥280

どこか懐かしい味わいのコーヒークリームは、なめらかでつやつやとしています。シュー生地は、ほどよい塩気で焼きもしっかり!トップにかけられたフォンダンの甘さと、コーヒークリームのほろ苦さとのバランスも良い。



ピティビエ
¥180

サクサクッとしながら、固さも感じる噛みしめるタイプのパイ生地と、アーモンドのコクとしっとり感のあるダマンド。パイはきれいな層を成して軽く上がっています。180円という値段はうれしい。









メゾン・ド・プティ・フール
住所 東京都大田区仲池上2-27-17
Tel03-3755-7055
営業時間9:30〜18:30
定休日水曜
その他南馬込店 長原店あり。詳しくは
http://www.mezoputi.com/



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