2007年2月、神楽坂にオープンしたばかりの「Patisserie Salon de the Amitie」。神楽坂といえば、日本の“粋”がたっぷり詰まった街。そこにフランスの“エスプリ”がたっぷり詰まったパティスリーがオープンしたとあって、ぜひ行ってみたいと思っていました。ショーケースにはおいしそうなケーキが並び、棚には上品な形の焼き菓子が並びます。そのやさしさがあふれた焼き菓子たちからは、パティシエールの三谷智恵さんの愛情がひしひしと感じられるよう。サロン・ド・テでいただける飲み物も充実しているので、ぜひおいしいケーキと一緒に楽しんでみて。きっと、このお店が目的で、神楽坂散策はついでに・・・って気分になると思いますよ!(2007.4)



フレジエ
¥480

濃厚なコクのあるバタークリームと、たっぷりとアンビベされたビスキュイのしっかりとした甘さが、とてもフレジエらしい味わい。酸味と香りのバランスもよく、小さいながらも全体をまとめる役割を果たしているイチゴが見事。トップのイチゴのジュレも上品でとてもおいしい。

タルトレット・清見
¥420

まるでサクサクッと音がするくらい軽い仕上がりのタルト。それでいて、しっとりとしたコクがあり、じんわりと口の中に広がるバターの風味がおいしい。清見オレンジもしっかりと香りが残り、とてもみずみずしい!濃厚でいて爽やかなタルトです。

モン・ブラン
¥420

渋皮入りの栗がトップにもセンターにも入った、贅沢なモンブラン。フランス産のマロンクリームを使ったというモンブランクリームは香りよく仕上がっています。サクッとした底のメレンゲの上には生クリームがのり、全体に甘さのバランスがとてもよく仕上がっています。

エクレール・ルージュ
¥300

見るからに春らしい色合いのエクレアは、このしっかりした甘さのアイシングを食べることを計算してか、中のクリームは、フランボワーズの酸味を活かして甘さを控えたもの。しっかりと焼きこまれたシュー生地は、卵の香り豊かなパリジャンタイプ。このエクレア、かわいいだけじゃなく、かなり筋の通ったおいしさです。

フランボワジエ
¥500

ピスターシュの香りが鼻へふわっと抜ける濃厚なクリーム。香りと酸味のしっかりした下に敷かれたフランボワーズのジュレ。トップのアンビベされたビスキュイダマンドの香りもとてもよく、アーモンドの風味が口いっぱいに広がります。小さいけど、たったひとつで充分満足するおいしさです。




Patisserie Salon de the Amitie(アミティエ)
住所 東京都新宿区築地町8-10プリモ・レガーロ神楽坂1F
TEL&FAX03-5228-6285
営業時間10:00〜19:00
定休日火曜
アクセス
URLhttp://www.patisserie-amitie.com/