九州は熊本の住宅街にあるショコラティエのお店、それが、岡田美智子さんの「アンジェミチコ」です。クラッシックの音楽に包まれた空間には、岡田さんならではのセンスあふれるラッピングがほどこされた焼き菓子や黒いブリキ缶に入った紅茶の缶が並んでいます。そして、そう!忘れてはならないのが今回の主役の(もちろんお店の主役でもあります)チョコレート。そのチョコレートは、一つ一つがセロファンに丁寧にラッピングされ、バスケットに並べられています。アンジェミチコのチョコレートはややおおぶりで、素材の持ち味が口の中いっぱいに広がる、力強いチョコレートです。 (99年)


黄金のしずく  ¥260

A.E.DORのコニャックが、クリーム状に練られて入っている。いつも売り切れと言うほどの人気商品。チョコレートはとてもマイルドで、コニャックの香りが口一杯に広がってくる大人の味わい。

デリカテス・ド・パリ  ¥210

"パリの優しさ"といわれるほど、甘く優しいチョコレート。ナッツの香りがプーンとする。丸いくてかわいらしいチョコレート。チョコレートの香りはビターっぽいのに、名前通りに優しい味で作り手の心が伝わってくる感じがします。

生アーモンド  ¥210

新作で、お店の人お勧めの一品。マイルドなチョコレートの中には、アーモンドをすりつぶしたペーストとそれにアーモンドの実がかなり大きめに刻んで入っている。ナッツの香ばしさと、ペーストの甘さとチョコレートが絡み合い絶妙な味わいを生み出している。

フォアローゼス  ¥210

苦めのフォアローゼスのリキュールが入ったチョコレート。リキュールはきつくないが、口の中でほろ苦く、チョコレートが溶けて行った後、頬の辺りがポカポカしてきます。チョコレートの味わいは強くありませんが、大人の味です。
チョコレートサンドクッキー

サンドされているのが、チョコレートクリームでなく、チョコレートなのでかなり固い。
これをお目当てに来るリピーターも多く、いつもなくなってしまうという商品。確かに生地は固いが、ココアの苦味が残っているクッキー。チョコレート本来の味が楽しめる大変美味しいお菓子です。

French Tea "Banane" (紅茶)50g

袋を開けるとバナナの甘い香りがただよってきます。濃い目に入れて飲むのがコツだそうです。ストレートでも、バナナの香りを強く感じて美味しいが、やはりミルクティーにすると更に味が引き立ってきます。バナナのわりには甘すぎず、さっぱりした感じの飽きの来ない紅茶です。

住所
熊本県熊本市尾ノ上1−5−6
TEL
096−360−2933
営業時間
11:00〜19:00 (祝日〜15:00)
定休日
土、日 (バレンタインの前の土日は営業)
アクセス交通センターから県庁方面行きバスで25分、熊工入り口下車徒歩1分
その他
パン屋「キッチン岡田」「ブーランジェリー・ミチコ」と同系列
http://www1.nisiq.net/~oka-da/ange.html