パナデリアの会報や特集でいつもお世話になっているアテスウェイのケーキたち。そのためかいつも身近に感じていたのだけれど、気付けば前回のお店紹介からちょうど2年経っていてびっくり!これは行かなければ…ということで早速お店に向かいました。開店時間の11時ちょうどに訪れたにもかかわらず、次から次へとお客様が来てイートインスペースもあっという間に満席に。甘さの中に酸味や苦みといった素材の持ち味がしっかりと活かされ、それぞれのパーツが見事にハーモニーを奏でる川村シェフのケーキたち。前回といい、なぜかアテスウェイには夏の暑い日に行くことが多いのですが、相変わらずの人気ぶりに、「ケーキ屋の夏はお客様が減る」なんて心配は、川村シェフの前にあっては全く必要ないことを実感しました。 (2006.07)





クランブル フロマージュ  
¥450

ミルキーで上品な生クリームと弛めで口どけのよいフロマージュムースの優しい味わい、そしてキリッとした酸味のフランボワーズジュレとザクザクのクランブル、そのメリハリのきいた味わいは食べる人を飽きさせません。黒蜜のようなコクのあるクランブルは主役級のおいしさ!
デリス シトロネ  
¥450

ショーケースの中でもパッと目を引く綺麗なケーキは、レモンとライムの清涼感漂う1品。酸味の効いたムースは爽やかでありながらコクがあってまろやか。そのバランスが絶妙です。

サントノーレ オ マロン
¥450

ほっこりとした和を感じるマロンクリームに濃厚なパティシエール、サクッとしたシュー生地にガツンと苦みのある飴がけ、程よく塩のきいたサクサクのパイ生地…フォークを持つ手が止まらない。見た目はどっしりと重そうなケーキなのに、食べてみると夏用のサントノーレと言いたいほどの清々しさ。
クレームブリュレ アロランジュ
¥420

しっかりと苦みのあるキャラメルをパリッと割れば、自然に笑みがこぼれます。オレンジの香りがふわ〜っと広がるブリュレは、クリーミーでまったりしているのに口どけがよくて爽やか。このキレの良さはさすがです。
タルト ノクチューン
¥450

チョコレートブリュレのようなトロ〜ッとした滑らかさに感動。タルトの底に敷かれたフィヤンティーヌの食感との相性も抜群で、苦みが抑えられたキンカンのコンポートは、まったりと優しい味わいです。夏には敬遠しがちなチョコレートのケーキ、でもこのおいしさは食べなきゃ損!




アテスウェイ
住所 東京都武蔵野市吉祥寺東町8-8-3
TEL0422-29-0888
FAX0422-29-0877
営業時間11:00〜19:30
定休日月曜
アクセスJR西荻窪駅またはJR&京王井の頭線吉祥寺駅より徒歩15分