11月末に京都に行ってきました。目的はふたつ。ひとつは鮮やかな紅葉を愛でること。もうひとつは、もちろん「オ・グルニエ・ドール」で、西原金蔵シェフのお菓子を食べること。しかし何度いただいても西原さんのお菓子は美味しい!! ショーケースの美しさも特筆ものですが、味わいも感動の美しさ。素材へのこだわり、お菓子に対する愛情など西原シェフの職人魂と、接客担当の奥様の優しいお人柄。「オ・グルニエ・ドール」を出てくると、いつも心がほんわかと温かくなる私たちです。今回はこの秋出会った西原さんの新しい味と、やっぱり行く度に食べたくなる西原さんの定番の味の両方をご紹介します。ついでに京都の紅葉も見てくださいね!

ミカンのタルト ¥350

見てください!この美味しそうな色艶。このミカンのシロップが爽やかで、皮のほろ苦さとのバランスの良さが、上品な美味しさを生み出しています。カスタードクリームのまろやかさと、タルト生地のアーモンドの香り。さくっとしながらも柔らかい・・という絶妙な食感が楽しめます。
タルトマロン ¥400

マロンペーストが入ったタルト生地は、アーモンドの香りも良く、しっかりと焼きこんであってサックリとしています。甘さ控えめの生クリームは、栗の美味しさをひきたて、全体的にコクがあるのにサラッとした味わいに仕上がっています。とにかく栗の旨みが良く出ていて美味しい!!
シュークリーム ¥300

顔を見るとどうしても食べたくなってしまうのが、このシュークリーム。シュー皮にはアーモンドダイスがついてさっくりとしています。中のカスタードクリームはとろりと口溶けが良くて美味しい。皮にほんのり効いている塩気がいい引き締め役になっています。
ミルリトン ¥200

これもやっぱり食べちゃうよなぁ…と言うほど、パナデリアでは伝説的な美味しさのミルリトン。最初に卵の香りが漂い、下からはレモンの風味が。その後、粉糖の甘さがやってきて、ややあってバターの香りがふんだんにするパイ生地。ハラハラと崩れる様も美しい。
パリブレスト ¥400

バタークリームの口溶けとともにローストされたアーモンドの香りが口いっぱいに広がります。バリッとした皮に挟まれたたっぷりのクリームがうれしい。口の中でプチプチはじけるアーモンドダイスの食感も美味しさのヒミツ。

住所 京都府京都市中京区堺町通錦小路上ル527−1
TEL 075−213−7782
FAX 075−213−7783
営業時間 11:00〜19:00
定休日 水曜日
アクセス 阪急京都線烏丸駅徒歩7、8分
その他 ティールームあり。(丁寧に入れてくれる紅茶がうれしい!)