「BIEN-ÊTRE」とは、フランス語で「充実感」とか「幸福感」という意味だそう。私たちがお菓子を食べて感じる、最高の気持ちを表している言葉、そして、それがパティスリーにとっても、一番大事なことなのかもしれません。そんな幸せを与えてくれそうなお店が、2010年7月にオープンした、ここ「BIEN-ÊTRE」です。落ち着いた木目調の外観と内装は、どこかクラッシックな感じで、そこにあるお菓子たちの存在感を引き立ててくれます。立地の関係で、お店の前後に入り口があり、どこからも陽射しが入り、落ち着いた雰囲気でいながら、開放的な明るさに包まれています。厨房も窓ガラス越しに外からのぞくことも、もちろん店内からもシェフの中林さんがお菓子を作っている姿を見ることができます。ショーケースには、きりっとした見目麗しいケーキが並び、店内の木肌の優しさが伝わってくるような棚には、たくさんの焼き菓子たちが並んでいます。ラッピングなども女性らしいセンスにあふれている感じ。カフェスペースもあるので、おいしいケーキとお茶でゆったりとしたひとときを過ごすこともできます。基本を大切にしたことがわかる伝統的なお菓子や、そこにビヤンネートルらしさを加えたお菓子まで、たくさんの人に幸福感を与えてくれそうなパティスリー。あなたも幸せを見つけに、この店を訪ねてみませんか。
(2011.06) 










モンブラン
¥500

モンブランクリームのコクと旨みもさることながら、底に敷かれた塩気のきりっと効いた、存在感のあるガレットブルトンヌがとてもおいしい! ザクッと粗めで、さくっホロッとした食感のガレットが、ほっくりとしたモンブランクリームをしっかりと受け止めています。トップに飾られた金粉でお化粧した栗の渋皮煮も贅沢な感じ。



シャンティーフレーズ
¥480

間にサンドされている苺が大きくてごろんとしていてびっくり。この苺の甘酸っぱさとしっかりとした固さを残した食感が、やさしくなりがちなシャンティーフレーズを、どこか筋の通った味わいにしてくれます。軽い口あたりのジェノワーズとコクのある生クリーム、ナパージュの甘さもしっかりとしていて、とてもバランスよく仕上がっています。トップに飾られたフルーツもおいしい。


苺とルバーブのタルト
¥500

バターのコクが伝わってくるサクッとしたタルト生地の中には、しっとりと滑らかな、カスタードクリームとアーモンドクリームを合わせたクレーム・フランジパンヌと、甘酸っぱさのバランスのいいルバーブが入っています。トップには、甘くておいしい苺がたっぷりで、嬉しい!


クレームダンジュ
¥480

ヨーグルトのような軽い酸味のクリームチーズと、中に敷かれた、フランボワーズの酸味と苺の甘さのバランスのいいソースが、爽やかなおいしさを生み出しています。トップに飾られたサクサクッとしたメレンゲもかわいらしい。


ヴェリーヌ サヴァラン
¥500

いくつかあるグラスデザートの中から選んだのがこちら。ヴェリーヌ サヴァラン!どちらかというと重厚なイメージのあるお菓子、サヴァランをこんなふうにグラス仕立てにすると、爽やかな印象になり、夏でもいいですね。しかも爽やか感がさらに増すのは、ここにフレッシュミントで香り付けしたホワイトラムのシロップが打たれていること。ミント味が好きな方は、特にオススメです。







BIEN-ÊTRE (ビヤンネートル)
住所 東京都渋谷区上原1-21-10 上原坂の上21番館1F
TEL03-3467-1161
営業時間11:00〜22:00
定休日不定休
アクセス
その他 http://www.bien-etre-patisserie.com/




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