パナデリアの“おいしそうアンテナ”にひっかかり、偶然見つけたこのお店。店内に入ると、正面に真っ赤にキラキラそびえる「バッケン」の南蛮窯。そうです、あの福岡「16区」の三嶋シェフ、千葉ではあの「ル・パティシエ・ヨコヤマ」の横山シェフも使っているあのバッケンの窯です。それを見ただけでも「あー、このお店の焼きものはおいしいだろうなぁ」と思ってしまいました。店名が入りお店のディスプレイのひとつにもなっている、この南蛮窯の前には、焼きあがったシュー皮が並んでいます。このお店では注文を受けてからクリームを詰めてくれます。香ばしく焼きあがったシュー皮に、その場でクリームを詰めてもらえたら、こんなにおいしいものはありません。2004年にオープンしたというこのお店、これからどんどん人気店になっていくような気がします。パナデリアの予感、けっこうあたるんじゃないかな。(2005.5)

   
パッケージも鮮やかな赤で統一されています




ボンヌ ヴィサージュ   
\480

店名がついたこのケーキ、もちろんこのお店のスペシャリテです。その名も「苺のスペシャルショート」。苺の赤いシロップが、白い生クリームと黄色いジェノワーズに染み込んで、見た目もきれい。苺の香りが良く、3層にも重ねた丁寧な造り。この他、もう少し小さい普通のショートケーキもあります。

バナーヌマンゴー  
\350

バナナのムースの中にマンゴーのジュレが隠されています。ほどよい甘さのバナナのムースは、けっこう濃厚な味わい。マンゴーのジュレは、しっかりとした酸味と香りがあります。味のバランスがよく、トロピカルなおいしさです。
プリン   
\200

卵のおいしさがダイレクトに伝わってきます。ねっとりでもなく、ゆるゆるでもない、とてもスムーズな口当たり。生クリームはコクがあり、しっかりと味作りに効きめをあらわしています。天然バニラの香りも良く、なんと、そのままパンにつけて食べてもおいしそう。
シュークリーム
\150

やや塩味の強いシュー生地で、頼んでからクリームを詰めてくれるのがうれしい。トッピングのお砂糖までカリッと焼かれ、さっくりしたシュー皮。クリームは生とパティシエールの混ぜたもので、ほのかにコアントローの香りがしています。何故かほんの少し塩味を感じるので、有塩バターを使っているのでしょうか?めずらしいけど、おいしい!


アップルパイ
\250(カット) \1300(ホール)

バターの香りが食欲をそそります。しっかりと焼きこんでザックリとしたパイ生地は、粉の旨みもでています。りんごは適度な歯ごたえを残し、火の入り方、酸味のバランスの良さなど、とにかくただものではない感じ!





住所 千葉県市川市行徳駅前4-1-6-1F
TEL/FAX047-398-7765
営業時間11:00〜21:00
定休日月曜日
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