日本人パティシエが本場パリで修業を積みパリでお店をオープンさせることはありますが、最近は外国人パティシエが日本でパティスリーをオープンするというケースが増えてきたようです。そして、昨年末の2006年12月22日、中目黒に期待のパティスリーがオープンしました!シェフのジェローム・ケネル氏はパリの「ピエール・エルメ」や「ラデュレ」で経験を積み、超高級ホテルとして名高い「プラザ・アテネ」でスーシェフを務めたという方。そんな実力派シェフのお店とあっては、スイーツファンならもちろん行かないわけにはいきません。店名の「カカオエット」とは「ピーナッツ」のこと。良きパートナーである奥様・貴子さんの出身地である千葉県の特産品にちなんだのだそう。また、殻の中の2粒のピーナッツのように、二人三脚で頑張っていこうという意味が込められているのだそうです。「お勧めのケーキは?」との問いかけに「Tout!(全部!)」と笑顔で即答してくれたシェフ、忙しい合い間をぬって一つ一つ丁寧にケーキの説明をしてくれるその姿から、自らのお菓子への自信と愛情、そして意気込みが伝わってきます。「お客様ともっと話したい」というシェフに、みなさんも思い切ってフランス語で話しかけてみてはいかがでしょう。きっとお菓子がさらにおいしいものになるはず!(2007.1)






タルト・カカオエット  
¥510

店名にもある「落花生」を使ったタルトは、ナッツ好きはもちろんキャラメル好きにもお勧めしたい。口どけのよいバニラムースはやさしい風味で、カリカリッと楽しいピーナッツの香ばしさが口いっぱいに広がります。
ショコラ フランボワーズ   
¥580

ふわっと軽い生地にほろ苦いガナッシュ、アクセントとなるフランボワーズの酸味がチョコレートケーキをフルーティーに変身させます。シックなのにどこかかわいらしいケーキ。

マンゴー マッチャ
\520

マンゴーと抹茶の組み合わせが新鮮!ミルキーで口どけの良いマンゴームースの後にやってくるのは、ほんのりと苦みが感じられる抹茶。まったりとしているけれど、後味は驚くほどすっきりしています。
フレーズ フレーズ フレーズ
¥490

ほとんど砂糖を使わずイチゴ本来の甘みで仕上げられたケーキは、名前も見た目もイチゴ一色!これからの季節に向けてもうれしい一品です。
グアナラ カフェ
¥510

パリッと割れる薄いチョコレートに口どけの良いガナッシュやサクサクのフィヤンティーヌ…1つのケーキでいろいろな食感を楽しむことができます。一見チョコレートが主張していそうなケーキですが、コーヒーの風味もしっかり。
マカロン 3個入
¥400

ころんとかわいらしいマカロンは、シェフのスペシャリテ。左から抹茶、ショコラ、シトロン。なんとショコラにはカリッとローストされたピーナッツが!今後種類も増えていくそうなのでお楽しみに!




パティスリー カカオエット・パリ
住所 東京都目黒区東山1-9-6
TEL03-5722-3920
営業時間10:00〜20:00
定休日毎週木曜、第三水曜
アクセス東急東横線中目黒駅より徒歩5分