クープ・ド・キュール 

以前パナデリアの会報誌でも紹介させていただいた「クープ・ド・キュール」。店の前の大きなフランス国旗が目印のこのお店は、西武新宿線の武蔵関に1999年12月にオープンしました。すっきりとして暖かみのある店内に入ると正面にショーケースがあり、中のケーキの並べ方も"縦に一列"と、ちょっと変わっていて目を引きます。綺麗に飾られたお菓子たちは味や食感のバランスが良く、シンプルながらも素材の味が生かされており、金子裕シェフの確かな腕を感じさせます。夏になるとフルーツを使った限定のお菓子もでるとのこと、楽しみですね。皆さんも金子さんのお菓子を食べに、ぜひ足を運んでみてください。味わってみる価値大有り!の一軒です。(2001年5月)

シューパリジャン  ¥200

シュー生地は香ばしく、卵の素材の良さを感じさせるカスタードクリームは、口溶けが良く甘さも程よい。コクはあるのに、意外とさっぱりとした味わいのカスタードクリームが、とても美味しい!
グランデュック  ¥380

やさしい味のミルクチョコレートムース。中には卵黄のクレームブリュレが入っていて、いいアクセントになっています。上掛けのチョコレートは濃厚ですが、ムースと一緒に食べると味が上手く調和され、大人の味に仕上がっています。
マロニエ    ¥350

アーモンドの香り豊かなクレームダマンドの入ったタルトはサクサクとしていて、とても香ばしく焼きあがっています。生クリームと栗のクリームの味も上品で、チョコレートが味を引き締めています。中に栗の粒が入っているのもうれしい。全体のバランスがよく、お店の人気商品です。
ミルフィーユ   ¥350

けっこう焼きの強い発酵バターの効いたパイ生地が、サクサクして美味しい。本当にカスタードクリームとパイ生地だけで勝負!・・というところに頭が下がります。とにかく美味しい!!
タルトコントワーズ   ¥250

バターの風味が生きたタルトに、大きなさくらんぼがたくさん入っています。ほんのりチーズ風味で、甘さもおさえめ。全体はあっさり目なので、とても食べやすく美味しい。シェフのお気に入りの一品です。
コンベルザシオン    ¥250

松の実やヘーゼルナッツの入った、ちょっと変わったコンベルザシオンです。ナッツはカリカリ、栗はしっとり、そして上のシュトロイゼルはサクッとしていて、いろいろな食感が楽しめます。パイ生地もバターの香りがよく、香ばしい。
フォレ   ¥280

パイ生地のサクサク感と、生地の中に敷きこまれたパートダマンドのコク、ほんのりハチミツ味のする紅玉、それにクルミのほろ苦さ、アンズの酸味、レーズンの甘さ、松の実の香ばしさが加わって、とても美味しいパイ。

住所東京都練馬区関町北1−23−2
TEL03−3929−7450
営業時間10:00〜19:00
定休日月曜日
アクセス西武新宿線武蔵関駅(南口)より徒歩約5分