ヒサモト

東急田園都市線・三軒茶屋駅下車、茶沢商店街にある『ヒサモト』。現在、シェフを務めているのは三代目にあたる久本恭永氏。老舗の三代目という久本シェフは、古き良き伝統を守りつつも新しい素材の味わいや組み合わせなどにも力を注いでいます。
シェフのこだわりは、鮮度の良い果物などを自分の目で確かめて仕入れるために、実際に築地市場まで足を運ぶ・・ということ。フルーツタルトを始めとして、その時期が一番美味しい旬の果物を使ったお菓子がショーケースを彩っています。お店のショーケースから季節を感じられるのって本当にうれしいですよね。でもその反面、今日ここで紹介したお菓子もすでにショーケースから消え去っているかもしれません。季節ものでお目当てのケーキがある時は、必ずお店に電話で確認してからお出かけくださいね。美味しいフルーツが次は来年まで待たないと出てこない…って、けっこう贅沢だし、もしかするとそれが本当の美味しさってものかもしれませんね。
店内には喫茶スペースも広く設けられ、常連のお客様でいつもにぎわっている『ヒサモト』、今では三軒茶屋になくてはならないケーキ屋さんです。(2001年12月)

シューアラクレーム  ¥250

タカハシ乳業ジャージー牛乳を使用したこだわりのカスタードはミルクの風味がたっぷり。グラニュー糖を上にかけて焼き上げたシュー生地はとても香ばしく、コクがあって美味しい。パナデリアでもお勧めのシューアラクレームです。
次郎柿のタルト  ¥500

しっかりとフレッシュさが伝わってくる次郎柿と、ジャージー牛乳を使用したカスタードの組み合わせ。下のタルト生地もサクサクとした食感とコクがあって美味しい。柿のタルトってちょっとめずらしいですよね。これがヒサモト流の「旬の生かし方!」。・・ということで、季節感にあふれたこのタルト、今ごろなくなっている可能性大!! お出かけ前に必ず電話でお店に確認してくださいね。ヒサモトの季節の素材がのったタルトはお勧めです。
マロンパイ  ¥320

パイ生地は香ばしく焼かれサクサクとしていて美味しい。栗はホクホクとした食感でぎっしりとパイの中に詰められています。素材の美味しさが凝縮されたお菓子です。
クレームブリュレ  ¥400

表面のキャラメリゼがとても香ばしく、中のブリュレ生地にコクをプラスしています。クリームの味もやさしく滑らかで口溶けも良く、卵やジャージー牛乳の素材の美味しさが伝わってくるケーキです。
スィートポテト 写真のものは¥360(グラム売りをしています¥400/100g)

サツマイモ本来の甘い香りや味わいが、上手に引き立って、素朴だけどとても美味しいお菓子です。砂糖の甘みよりも素材の持ち味の甘さが上品に表現されています。皮の処理もしっかりとされ、サツマイモの美味しさが詰まっています。

住所東京都世田谷区太子堂4−24−15
TEL03−3421−3885
営業時間10:00〜20:00
定休日水曜日
アクセス東急田園都市線三軒茶屋駅下車 徒歩3分
その他焼き菓子など地方発送可、喫茶併設