ジャック  

フランス・アルザス地方にある菓子店「ジャック」はフランスでも指折りの有名店。そこで修業し、ジャックのオーナーシェフより、屋号の使用を許された大塚良成シェフが、故郷福岡の地に開いたこのお店。生菓子はもちろん、アルザスの焼き菓子なども置いてあります。たくさんあるお菓子の中で、特に感動したのは、なんとシュー・ア・ラ・クレーム。アルザスの「ジャック」そのままのレシピで、阿蘇の牛乳と卵を使って作り上げたもの。大塚シェフだけでなく、アルザスの「ジャック」のオーナーシェフ、バンヌヴァルト氏の暖かさまで伝わってくるような、やさしい味のシュークリームです。 (2000年5月)


カシス   ¥320

たっぷりシロップを打ったジェノワーズが、カシスの酸味をうまくうけとめている。甘さも控えめで、カシスとジェノワーズの味のバランスの良さを感じさせる。

ドゥーオランジュ  ¥360

上のオレンジのグラッサージュがトロっとゆるやかに固めてあるのが、やさしい感じがする。オレンジのムースとセンターのバナナのムースのさわやかなアンサンブルが楽しめます。底に打ってあるバナナのシロップもコクを感じさせて美味しい。

ココピスターシュ  ¥350

ココナッツとピスタチオの味があくまでもやさしい。中に隠れているパイナップルもとても美味しくて感激。底の生地は、ココナッツがたっぷり入ったビスキュイ。ココナッツのムースは口溶けがいいし、ピスタチオもくせのない味。

アルデショワ  ¥400

底に敷いてある生地が、サクサクしていて食感がいい。センターがマロンのブリュレで、まわりはカラメル風味のチョコレートムース。まったりコクがある美味しさ。上に飾ったナポリ産のマロングラッセが高級感をかもしだしている。
ジャック  ¥300

カラメルのムースのほろ苦さと、洋ナシのムースの洋酒がきいた味が、大人の味わい。それぞれのムースが、口の中でやさしくとろけていく。
シュー・ア・ラ・クレーム  ¥120

ジャック本店と同じレシピで、阿蘇の牛乳と阿蘇の赤卵を使って作られている。バニラビーンズたっぷりのカスタードクリームは、素材の良さを感じさせます。そして、とても口溶けが良く、洗練された味わい。とにかく美味しい。

住所福岡県福岡市中央区大名2−12−5
TEL092−712−7007
FAX092−712−7005
営業時間9:30〜19:30
定休日月曜日、第3日曜日
アクセス地下鉄赤坂駅3番出口すぐ