リーガロイヤルホテルでの15年間の勤務や2度の渡仏を経て、「ザ・リッツカールトン大阪」の初代総製菓長を6年間務めた後、2003年に南船場の地に『パティスリーコーイチ』をオープンさせた、斉藤耕一シェフ。本店はあっという間に人気を博し、心斎橋大丸店のオープンに次いで、今年2007年の1月6日には、玉造に3店舗目の「サロン・ド・テ・コーイチ」をオープンしました。玉造筋の大きな通り沿いに構えるサロンは、“COICHI”のアルファベットをモチーフに懐かしの(?)パックマンのようなかわいいロゴが目印。ホワイトを基調とした内装は、開放感のある明るい造り。ショウケースの裏に構える広々とした厨房では、きびきびと働くパティシエ達の姿が見えます。手土産にもよさそうなパウンドケーキなどの焼き菓子や、ショウケースにならぶ可愛らしいケーキ達は、小ぶりのサイズで、シンプルで清楚な佇まい。サロンでは、パフェなどのデセールも楽しむことができ、本店や心斎橋大丸では出来なかった新しい試みなのだそうです。大阪スイーツの現在形を、みなさんも味わってみてはいかがですか?(2007.10)


苺のショートケーキ
¥399

少し粗めに仕上げたスポンジは、しっかりとアンビベされ、存在感のある甘さ。脂肪分高めクリームは、苺の酸味としっかりバランス保ちながら、舌の上で滑らかに溶け合います。メリハリのある甘みと濃厚な味わいは小ぶりでも、満足感のある一品。

ケーキプディング
¥473

単品でも販売している焼き菓子をプディングに閉じ込めた、贅沢な一品。あっさりとした甘さのプディングの中に潜むのは、ピスタチオのフィナンシェ。フォークでさすと、中からジュワーッとシロップが染み出すほどのしっとり感。どこか懐かしく優しい味わいです。

カマンベールチーズケーキ
¥420

カマンベールとクリームチーズの2種類を使った、濃厚なチーズケーキ。クリームチーズのまろやかな乳風味と爽やかな酸味の中に、カマンベールのコクと程よい塩けが、後味のキレを生み出します。可愛らしい見た目によらず、しっかりとした食べ応え。

チョコレートアーモンドムース
¥473

きめこまかく、軽い仕上げのチョコレートムースは、滑らかな舌触りが心地よい。ムースの中にはプチプチとした歯ごたえのアーモンドのキャラメリゼが散りばめられています。ムースの下に薄く敷かれたビスキュイはシナモンが効いて味わいのアクセントに。





サロン・ド・テ コーイチ
住所大阪市天王寺区玉造本町8-18 酒井ビル1F
Tel06-6762-0255
営業時間10:00〜20:00(サロンL.O.19:30)
定休日火曜不定休
アクセスJR大阪環状線、および地下鉄長堀鶴見緑地線 玉造駅より徒歩5分