1895年、フランス・パリに創設された、歴史ある学校「ル・コルドン・ブルー」。本格的にフランス料理や菓子、パンを学べる場所として、日本でも一目置かれる存在です。
その「ル・コルドン・ブルー 代官山」の建物内に併設されているショップが、この「ラ・ブティック」。もちろん、生徒の方だけでなく、一般の方も気軽に利用できます。
授業を受けている生徒さんの姿を見ながら中に進むと、見えてくるのは、“フランス”を感じさせるケーキにパン、そして、リエットやサラダといったトレトゥール。100年以上の歴史を誇る「ル・コルドン・ブルー」らしい、オペラやタルト、エクレアといった伝統に基づいた正統派のお菓子はもちろんですが、現代の風を感じる軽やかなケーキなども並んでいるのが嬉しいところ。ビスキュイ・ド・サボワやフィナンシェといった、焼菓子もあり、パティスリーとして充分な品揃えになっています。

店内にはちょっとしたカウンタースペースも設けられていて、コーヒーなどもいただけます。暖かくなるこれからの季節、代官山散策の合間に、ケーキやパンで一休みしてみてはいかがですか?

今週のパン屋さん 「ラ・ブティック」はこちらから)


(2011.03) 










ジエ シャンパーニュ
¥525

細く波打つように絞られたクリームがエレガント。その印象通り、中のクリームは、軽くてなめらかな口当たりになっています。シャンパンのせいか、コクはあるのにすっきりとキレのある味わいで、甘みの強い小粒のイチゴがたくさん入っているのも嬉しいところ。やさしく、素直なおいしさです。



オペラ
¥425

幾重にも重なる層が美しい、フランス菓子の王道、オペラ。フォークを入れたときは少し固めですが、口に入れた途端にガナッシュとバタークリームがゆるやかに溶け出し、コーヒーとチョコレートの香りが押し寄せます。口どけもよく、これぞ正統派!というおいしさです。


モン・フランボワーズ
¥525

クリームチーズのムースと甘酸っぱいフランボワーズの組合せ。ほどよく弾力のあるムースは、チーズのコクをしっかり感じつつも、食感が軽いので、食べやすい印象。中にはフランボワーズと、シロップをたっぷりと打ったノワゼット風味の生地が入っており、まったりした味わいの引き締め役になっています。


ユウコ−チャ
¥525

「ル・コルドン・ブルー」の生徒の方が考案したという一品。メインになっているのは、なめらかでミルク感のある抹茶のムース。その“和”の香りの中から、“洋”を思わせる華やかなバラの香りがフワ〜ッと広がり、とてもエレガントな印象です。意外性のある素材使いに拍手!


ババ・ラム
¥425

トップにバニラの莢(さや)をあしらった、ボリューム感のあるババ。発酵生地に染み込んだシロップは、ラム酒のきかせ方がほどよく、量は少なめです。バニラシュガーを加えた、脂肪分高めのクリームがたっぷりと添えられています。







ラ・ブティック
住所 東京都渋谷区 猿楽町28-13 ROOB-1(ル・コルドン・ブルー代官山1F)
TEL03-5457-2407
FAX03-5489-0145
営業時間9:30〜18:30(土日祝〜17:30)
定休日月曜
アクセス 東急東横線代官山駅より徒歩2分




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