Le poupelin(ル・ププラン) 

今年6月にオープンしたばかりの「ル・ププラン」オーナーシェフの岡本 匡生氏は、パリの「ペルティエ」本店でシェフパティシエを務め、その後、日本の「ペルティエ」で腕をふるっていた方。そんな名店で腕を磨き続けた岡本氏が、独立して開いたのは、意外なくらい家庭的な暖かい雰囲気に包まれたお店。ショーケースの後ろの厨房では、岡本さんが黙々とお菓子を作る姿が見え、厨房からもお客様の姿が見えるような設計になっています。接客担当の奥様の笑顔と大好きなお菓子に囲まれて、岡本さんの顔が以前にも増して、やさしくなったように思えるのは、きっと気のせいではないはず!(2003年10月)

秋のモンブラン(期間限定)  ¥500

渋皮のついた自家製の和栗のモンブランクリームは、渋皮の香りが活きて、とても旨みのある味わい。生クリームも甘さを控えて、栗本来の味を楽しめるように配慮されているよう。底に敷かれたメレンゲがかりっとして、食感のバランスもよい。もうそろそろ栗も終わりです。ぜひお試しください。
キャラメル ポワール  ¥380

ポワールのムースがキャラメルムースに包まれているこのケーキは、全体にキャラメルのほろ苦さが心地よく、口の中でスーッと溶けていくようななめらかさ。トップに飾られた洋梨や、中に入っている洋梨のきざんだものが、ムースのなめらかさの中で、いい食感を表しています。
バルケット・オ・マロン  ¥340

ラムの効いたマロンクリームの風味がよく、上にのる飴がけしたマロングラッセがとてもいいアクセントになっています。センターに入ったプラムが、マロンクリームの甘さを和らげ、バランスよく仕上がっています。ビスキュイの部分は、しっかりと焼きこまれ、バターのさくっとした感じが活かされています。
シュークリーム  ¥200

シュー皮はクッキー生地がトッピングされ、さくさくっとしています。クリームは生とカスターが半々という感じで、バニラの風味も程よく、柔らかくてとてもなめらか。とろけるクリームと、やや塩味のあるシュー皮とがバランスよく仕上がっています。
シェ・ゼル  ¥400

アプリコットとバジルのコンフィが入った大人の味わいのチョコレートケーキ。チョコレートの苦みに、センターのアプリコットのコンフィがぴりっと効いて、バジルの風味が爽やかさを添えながら全体を引き締める…という奥の深い味わい。チョコレートの香りのよさ、カカオの苦み、トップの焼いたアプリコットの酸味などがバランスよく仕上がっています。

住所 東京都多摩市関戸4−7−8 エフティープラザ1F
TEL&FAX 042−376−0970
営業時間 10:00〜20:00
定休日 水曜日
アクセス 京王線 聖蹟桜ヶ丘駅より徒歩5分