京葉線勝田台駅から歩くこと7分。“市民の森”という緑地の隣りに、緑におおわれた瀟洒な建物が現れます。船の碇やスクリュー、そして大きな貝のモチーフが印象的なここは、1980年開業のフレンチレストラン「貝殻亭」。このエリアは「貝殻亭リゾート」と呼ばれ、飲食そして陶器を扱う4店舗が集まっています。
そのひとつ「ル・ジャルダン・デュ・ソレイユ」は、昨年9月にオープンしたばかりのパティスリー。ヨーロッパのリゾートを思わせる建物は、天井が高く、広々とした空間。太陽の光が差し込む店内には、キラキラと輝きのあるケーキのほか、ヴァリエーションに富んだヴィエノワズリーや焼き菓子が並びます。
たくさんの絵画が飾られた2Fのカフェでは、柔らかな風合が魅力の砥部焼きのティーカップで、ゆっくりとお茶を楽しむことが出来るのも魅力。緑がまぶしいこれからの季節、散策をかねて出かけてみてはいかがでしょうか。(2006.4)




貝殻亭:
建物をおおうのは、純白の花が見事なバラの木。
4月中旬から開花が楽しめます





ソレイユ  
\420

ホワイトチョコレートのムースの下は、マンゴーのジュレ、パッションフルーツのムース、そしてココナッツビスキュイ。ムースは驚くほどふわふわで、口に入れた途端にスルスルッと消えてしまう、なんともはかない食感。トロピカルな風味とホワイトチョコレートのミルキーなコクとのバランスが良く、文字通り南仏の太陽を思わせる上品な味わいです。
*現在は販売していません

ミルフィーユ
\420

つややかな黄金色のフィユタージュは、中までしっかりと焼きこまれ、ザクッザクッとした力強い食感。ベースのクレームパティシエールはしっかりとした固めの食感で、薄い生クリームの層がコクを与えています。みずみずしいイチゴが丸ごと入っているのが嬉しい!

マルジョレーヌ
\440

濃厚そうな見た目に反して、軽くやさしい味わいです。ヘーゼルナッツ入りの生地は、コクがあるのにふんわりと軽く、さらにシロップを含んでしっとり。全体的な食感に一体感があり、口の中でスルスルと溶けていきます。チョコレートもミルキーなので、子供から大人まで楽しめそう。

シュー・アラクレーム
\260

しっかりと焼き込まれたシュー生地は、表面のアーモンドダイスが香ばしい!中に入っているのは、クレームパティシエールと生クリームを合わせ、バニラの風味を効かせたリッチなクリーム。まったりと厚みがあり、香ばしい皮とのバランスもぴったりです。


クロワッサン
¥130

ブルターニュの有塩バターを使用したという、贅沢な一品。ピカピカとつややかな表面は、うっすらと砂糖をかけてキャラメリゼされているのか、ほのかな甘さと塩味がクイニーアマンを思わせます。ふっくらとしたやわらかい生地ですが、バターの風味が濃く力強い味わい。





砥部焼き:
ぬくもりのある砥部焼きは、
隣の「山椒房」でも販売しています。





ル・ジャルダン・デュ・ソレイユ
住所千葉県八千代市村上2091-2
TEL047-484-1717
営業時間ケーキ販売 10:00〜19:00
2階カフェ 11:00〜18:00
定休日火曜
アクセス京成本線 勝田台駅より徒歩7分/東葉高速鉄道 東葉勝田台駅T1出口より徒歩3分
URLhttp://www.gpi-group.co.jp/soleil/index.html