六本木・青山にある正統派フレンチレストラン「ル・パン」の菓子工房として、昨年４月にオープンしました。フランスにこだわったパティシエ達が作り上げたお菓子はどれもフレッシュで、味はもちろんのこと見た目も楽しめます。素材の美味しさを生かしつつ、メリハリの利いた味づくり・口どけの良さと食感を大切に考え、作られているお菓子はどれも本格的。レストランでだされるデザート・焼き菓子を自宅で味わえる、というのはうれしいですね。 （99年9月）

	モンブラン　　４５０円 甘さ控えめの生クリームと、栗の風味がしっかりと生きている濃厚なクリームとのバランスがちょうど良い。下の生地のさくさく感も楽しめる。最後まで口の中に栗の香りが残ります。
	ジバララクテ　　４５０円 フィナンシェの上にミルクチョコレートのムースがのった、形も珍しく、かわいいケーキ。思っていたほど重くなく、ムースとキャラメルソースの甘さもマイルドに仕上がっている。ムースの口溶けも良い。
	グラスイーユ　　４５０円 青りんごとアールグレーのムース。どちらも主張しすぎず、それでいてそれぞれの味がしっかりとでている。ミスマッチと思いきや、意外に合う組み合わせ。とっても爽やかなムース。
	アンサンブル　　４２０円 白ワインと赤いフルーツの口溶けの良い軽いムース。甘酸っぱさとワインの風味が口の中で程よく調和された、ちょっぴり大人の味。
	ラフィネ　　　　４３０円 プラリネとダックワーズ生地が、かなり濃厚なチョコレートを中和させている。しっかりと甘みをつけたケーキ。プラリネのサクサクッとした食感が楽しめる。