リリエンベルグ

(夏休みは8/19から9/3までだそうです)

 


いつ行ってもお客様でいっぱい、いつ行っても美味しそうなお菓子がいっぱい、いつ行っても夢にあふれている…そんなケーキ屋がここ『リリエンベルグ』。真夏の暑い日に伺い「さすがに今日は少しはすいてるかな?」と思ったのですが、横溝春雄さんの魔術にかかった人達は暑さなんかに負けない!! 店内はやっぱりいつも通り、お客様であふれていました。『リリエンベルグ』に行くと、お菓子やさんの基本的な姿のようなものをつくづく感じます。そうなんです、お菓子やさんは美味しいお菓子を通じて、みんなに夢を売ってくれるのです。そしてそれを横溝さんは、お店の外観からスタートさせています。店内はまるで、お菓子の家。さぁ、あなたもヘンゼルとグレーテルになって、思いっきりお菓子の家をかじってみて!!(本当にリリエンベルグの壁なんかかじっちゃダメですよ)

ミルヒ(杏仁) ¥400

まさに杏仁豆腐のような口溶けの良さ。トップのすいか、マンゴ、キウイも美味しく、キューブになったジュレにフルーツの香りがして美味しい! このキューブの爽やかな甘さが全体を引き締めています。そしてややあって、濃い口の牛乳のようなコクのある風味が口いっぱいに広がります。マンゴの美味しさもただものではない! さすが素材にこだわる横溝さんならでは…。注意書きとして、「乳幼児にはお勧めできません」とあります。確かに杏仁は強いので、乳幼児には食べさせないほうがいい・・というのはよく聞く話、お母様方、ご注意くださいね。
サバラン ¥350

オレンジ、ベリー、メロンの赤肉、青肉・・これが、ひとつひとつ抜群に美味しくて感動。アールグレイとラム酒のシロップを打った生地はしっとりして、口溶けのよいクリームと出会って口の中でとろりと溶けていきます。牛乳のような軽くてコクのある生クリームも印象的。
ショコラマント ¥400

見るからに夏らしいお菓子。これもまた上のキューブ状のジュレにフルーツの味がついています。色も透明な中に緑や水色が涼しげ。どんな小さな部分にも技が加えられていることに感動してしまいます。ホワイトチョコのムースの中にはミントチョコのムースと濃厚な味わいのチョコスポンジが隠れています。ちなみに上に飾られたペンギンはホワイトチョコとママジパンが合わさった感じで、これが美味しい。ただの飾りではなかった!! 美味しいペンギンは始めて。
抹茶のムース ¥400

これをショーケース内に見つけるとどうしても買ってしまうパナデリア。上の抹茶のムースとジュレが一体となって口の中でとろけます。抹茶の味の良さももちろんですが、下から現われる大納言の美味しいこと、美味しいこと! 香りのいい餡が和菓子のような上品さです。


住所 神奈川県川崎市麻生区上麻生4−18−17
TEL 044−966−7511
営業時間 10:00〜18:00
定休日 火曜日、第1・3月曜日 (夏休み8月19日から9月3日まで)
アクセス 小田急線新百合ヶ丘徒歩12分 またはバスで、「グリーンタウン」行
山口台中央下車すぐ
その他 地方発送可。
ティールームは、土・日・祝日が定休日ですが、混雑状況により平日でも 休みの場合があるので、電話での確認をおすすめします。