リリエンベルグ 

何度となく訪れているリリエンベルグですが、今回は横溝シェフの原点ともいうべきウィーン菓子が珍しくずらっと並んでいたので、思わずまた買ってしまいました。横溝流に手を加えられた日本人向けのウィーン菓子は、どれを食べても素直においしく、するりとからだに入ってくる感じがします。ちょうど、昔出版された横溝シェフのウィーン菓子の本を見ていた後だったので、それが今も食べられるなんて感激ひとしおでした。オーストリアの人達にも食べさせてあげたい!きっと素直においしいと思ってくれるはず!!

黒い森のトルテ \350 (3/7まで)

見た目から想像すると、割と重たそうなケーキですが、口に入れてびっくり。 ふんわり口溶けの良いジェノワーズショコラに、さっぱり風味の生クリームがとっても繊細でやさしいのです。 間に入っているふっくらしたサワーチェリーはクセがなくとてもまろやかな酸味で、程よいアクセントになっています。
モカヒュッテ \250

いわゆるモカ風味のバタークリームにジェノワーズの組合せ。それを非凡なものにしているのはキメ細かくしっとりとしたジェノワーズの食感と、たまごとバターのおいしさが口いっぱいに広がるバタークリーム。まわりのアーモンドダイスの香ばしさも加わり、見事にバランスの取れたケーキです。
アンナトルテ ¥350(3/2まで)

口に入れた途端になくなってしまうような、口溶けの良いフワフワのビスキュイ。 そのためか、甘さのしっかりした濃厚なジャンドゥジャとの相性がとても良く、心地よい甘さになっています。ウィーン菓子の特徴やおいしさを活かしながら日本人の味覚に進化させた、横溝シェフ風ウィーン菓子という表現がぴったりのケーキです。
ザッハトルテ \350

これぞ職人技!と感動してしまう程キメが細かく、均一な気泡。 どの部分を食べても、ジェノワーズの真中部分のようでとても嬉しくなってしまいます。 シンプルで派手さはないけれど、とっても奥の深いケーキです。

住所神奈川県川崎市麻生区上麻生4−18−17
TEL044−966−7511
FAX044−954−0115
営業時間10:00〜18:00
定休日火曜日、第1・3月曜日
アクセス 小田急線新百合ヶ丘徒歩12分
バス・グリーンタウン行山口台中央下車すぐ
その他 ティールームは、土・日・祝日が定休日ですが、混雑状況により平日でも
休みの場合があるので、電話での確認をおすすめします。