久しぶりに伺ったパティスリー ミヤハラ。お店の前にある桜並木の桜が見事な季節に訪ねてみました。ショーケースにはやさしい表情のケーキたちが並び、私達を暖かく迎えてくれます。ショートケーキやプリン、シフォンケーキなど、どれもが難しいことを考えなくても、素直に感性だけで楽しめるお菓子です。だからこそ、手抜きが怖いお菓子でもあります。見た目がシンプルだけど、口に入れるとその奥に秘められた宮原シェフの技術を感じさせてくれるお菓子ばかり。それは、子供から大人まで、そしておしゃべりの合間にも楽しめるし、じっくりお菓子と向き合って食べるお菓子好きの人も満足させてくれる力を持っています。店内にはカフェスペースもあるので、のんびりとお茶とケーキを楽しむことができます。これからは新緑がきれいな季節です。お散歩がてら、ミヤハラの底力を感じに、ぜひここを訪ねてみてください。
(2010.04) 


いちごのタルト
¥420

タルトはさっくりとして、やさしい印象。甘みがあってジューシーないちごと、とろりと滑らかに溶けていくパティシエール、上品なバター風味のタルトと、どれをとってもおいしい!いちごと生クリームのイチゴミルクのようなやさしい味わいにも癒されます。なんだか体がキレイになりそうなケーキです。

モンブラン
¥380

牛乳のように軽くて口溶けのいい生クリームと、和栗の味がしっかりと楽しめるマロンクリーム。ほくほくと栗そのものを食べているような満足感があります。センターにも栗が一粒ゴロンと入っていてうれしい。底のジェノワーズも軽い仕上がりで、シュワッと口の中で溶けていくよう。小さいながらも味がぎゅっと濃縮された、力強いモンブランです。

ガトークラッシック
¥400

しっとりした生地で、まったりとしたコクのあるガトークラッシック。ココアのほろ苦さが効いています。ちょっと見、重そうな生地ですが、口溶けがよく、さっくりとやわらかい。すっきりとした乳風味の生クリームとのバランスがよくて、食べやすい。

抹茶シフォン
¥380

ふわっとしながら、口にいれたとたんするするっと溶けるような不思議な食感のシフォンは、抹茶のほろ苦さもきりっと効いて、どこか大人っぽい味わい。間に挟まれた小豆のすっきりした味わい、生クリームのミルキーさと抹茶の風味、どれもが心地よい余韻を残します。







パティスリー ミヤハラ
住所 東京都世田谷区上北沢3-32-14 小川ビル1F
TEL03-3304-1538
営業時間10:00〜19:00
定休日火曜
アクセス 京王線上北沢駅より徒歩2分



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