田無で人気の和カフェ「武蔵野茶房」から新しく菓子工房がオープンしました。和と洋が調和した店内はまさに大正ロマンのイメージ。レトロで懐かしい雰囲気がかえって新鮮に映ります。ショーケースの中には25種類ほどのケーキが並んでいますが、中でも気になるのはショートケーキなどの定番ものや和素材を用いたもの。
「ベースはフランス菓子。その中で和の素材が引き立つように工夫しています」
シェフパティシエの杉窪章匡さんはパティスリー「メゾン・ド・プティフール」、レストラン「カムシャングリッペ」などの名店でパティシエを務め、渡仏経験もある実力派。フランスや日本のレストランで培った自由な発想で和素材を操ります。カフェスペースがあるので、いずれは得意なデザートも提供していきたいと意欲満々。今後どんなお菓子が登場するのか楽しみです。(2005年3月)



ショートケーキ  
\430

ジェノワーズ、クリーム、イチゴそれぞれがしっかりと存在を主張しあうことでバランスの取れたケーキに仕上がっています。大振りのイチゴが贅沢に使われていて食べ応え充分。
利休  
\400

生地にムースにと抹茶がふんだんに使用されたケーキ。抹茶の苦みを活かしたコクの強いムースをふんわり軽いシフォン生地が受け止めます。小豆クリームと豆のシロップ煮をトッピング。

純生ロール  
\330

卵とハチミツの風味が濃厚なジェノワーズはカステラそのもの!しっとりとしてコクのある生地の秘密は生クリームだそうです。ミルキーなクリームも主張しています。
木の実ぷらり
\450

苦みをきっちりと効かせたキャラメルと紅茶のムース。チョコレートとプラリネクリームであえたコーンフレークがアクセントになっています。やわらかなムースとサクサクのクッキー生地との対比も面白い。


シュークリーム  
\230

アーモンドダイス付の皮は外側がカリッと香ばしいのが魅力。国産小麦を使用していて優しく上品な味わいです。中にはとろんとなめらかなクリームがたっぷり。卵とバニラの優しい香りが広がります。




住所 東京都西東京市田無町4-29-5
TEL0424-68-0218
営業時間10:00〜22:00(平日) 10:00〜21:00(日・祝)
定休日無休
アクセス西武新宿線田無駅より徒歩5分