田園都市線の江田駅より徒歩6分の場所にウィーン菓子のお店がオープンしました。店名の『ナッシュカッツェ』は、“よくつまみ食いをする人”という意味。つまみ食いなら大得意のパナデリア。さっそくおいしい匂いを嗅ぎ付けて行って来ました!
シェフの今井伸哉さんはオーストリア各地で修業経験を持ち、店内には、マイスター取得の証である「マイスターブリーフ」も掲げられています。ウィーン菓子というと、重く濃厚なイメージですが、「日本の気候や舌に合うように軽めに仕上げています」と今井さんがおっしゃるように、どれも軽くてスッとおなかに入る優しい味わい。
ケーキと一緒に気軽にお茶を愉しめるスペースもあり、オープン3ヶ月にして、早くも近隣のお客様にリピーターを増やしている様子。今井さんは、国内ではア・ポワンにて修業経験があり、ショウケースにはシュークリームやモンブランなどお馴染みのケーキもウィーン菓子と仲良く肩を並べています。
さて、あなたもおいしいケーキを“つまみ食い”しにいきませんか? (2007.5)




ザッハートルテ
¥500

しっかりした甘さの厚めのグラズュ−ルは存在感大。フォンダンの粒子のシャリ感をほどよく残しています。砂糖をしっかり使いしっとりと焼き上げたトルテに、甘めのアンズジャムが優しい印象。空気をふんわりと抱き込んだシャンティがたっぷり添えられているのがうれしい。

シュークリーム
¥200

ぽっこりと自然に膨らんだ、あたたかなフォルム。サクッと薄めに焼き上げたシュー皮はほんのり塩気が効いています。中には、軽くのど越しの良いクリームがたっぷり。後口もすっきりとしつこくなく、優しい印象を残します。誰からも愛される、好印象のシュークリーム。

モンブラン
¥500

注文を受けてから作られる、出来立てを味わうモンブラン。シュワッと口溶けの良いメレンゲと軽い食感のシャンティをふんわりと優しく覆うのは、太めに絞ったぽっくりと存在感のある和栗のペースト。シンプルだからこそ堪能できる、和栗の素朴な風味を存分に味わえます。

エスターハーツィー
¥350

食パンの生地のようにフカフカとした食感のアーモンド生地に、するりと滑らかなバタークリームが幾層にもサンドされています。いかにもウィーン菓子らしいどっしりとした見た目には寄らず、あっさりとした後口が心地良いケーキ。上のフォンダンがけが全体の甘さのメリハリとなっています。

ウィーンの風(ココナッツ)
小 ¥230

一口サイズの小さなメレンゲ菓子。カリカリ…、次の瞬間シュワーッと溶けて無くなるほんのひとときの口福。メレンゲ菓子のおいしさはア・ポワン仕込みと聞いて納得です。次々に手が伸びる気軽なおいしさが魅力。プラスチックケースに入っているのでプチギフトにも使えそう。





ウィーン菓子 ナッシュカッツェ
住所 横浜市青葉区荏田西2-15-1-102
TEL/FAX045-211-4533
営業時間10:00〜20:00
定休日月曜
アクセス東急田園都市線江田駅より徒歩6分
地図